マガジンのカバー画像

Weekly 特許検索・特許分析

特許調査・特許分析スキルアップのためのお役立ち情報を毎月2-3回程度お届けいたします。注目テクノロジーや身近な製品・サービスを取り上げて、主に日本特許庁の無料データベースJ-Pl… もっと読む
このマガジンを購読いただくと、旬なトピックや身近な話題を通じて、J-PlatPat等の無料データベ… もっと詳しく
¥1,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#分析

電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド④-EV関連特許から見た技術トレンド(前編)-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 これまで3回お届けしてきた「電動モビリティ(電気自動車・EV)に関するグローバル出願トレンド」シリーズですが、 ①ライブ特許分析動画 ②日本の位置づけは?中国の出願状況は? ③EV関連特許のメーカーランキング 今回と次回、次々回の3回でEV関連特許から見た技術トレンドについて見ていきたいと思います。 今回  ④技術トレンドを把握するための分析軸設定と分類展開 次回  ⑤EV関連特許か

有料
500

MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニック②-マッサージ特許訴訟を例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 年明け早々に の記事を公開しましたが、今回は記事で取り上げたMS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニックの続きです。前回は特許分類(今回はFターム)をそのまま利用しても大丈夫そうであると仮定して分析を進めました。 今回は分類階層も考慮した分類展開の考え方・テクニックについて解説します。 5 特許分類の階層構造特許分類が階層構造を取っていることは皆様ご存じだと思い

有料
2,500

MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニック①-マッサージ特許訴訟を例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 2022年もそろそろ終わりますが、今年後半はnote有料マガジンの配信が滞ってしまい大変申し訳ありませんでした。 今年最後の記事として、これまでシリーズで取り上げてきたマッサージ特許訴訟を例にして、MS Excelで特許分類を用いた特許分析を効率的に行うテクニックについて紹介したいと思います。 本シリーズの前回では「特許分析時に特許分類をそのまま利用するか否かの判断をどうするか?」とい

有料
2,500

分析プロジェクトを引き受けるか、引き受けるのを止めた方が良いか?-私の考え方-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 2017年にイーパテントとして独立して6年目になり、クライアントから分析やコンサルティングのプロジェクトをご依頼いただく立場でありながら、上記のようなタイトルとは何事か、と思われるかもしれませんが、今回は少しコラム的なものを書いてみたいと思います。 私のように外部の立場として分析・コンサルティングを引き受ける方だけではなく、企業内の知的財産部門に在籍している方も本記事を読まれると思います

有料
500

特許以外の情報をどのように収集・分析するのか?-CiNii編【後編】-

特許情報は構造化されたビッグデータであり非常に有益な情報源ではありますが、ビジネスへ活用する際は特許情報だけではなくマーケット情報、企業情報、財務情報、論文・文献情報といった特許以外の情報と合わせて総合的に分析することが必要となります。 様々な特許以外の情報の収集・分析方法の例について紹介していく「特許以外の情報をどのように収集・分析するのか?」シリーズですが、前回からCiNiiを取り上げて解説しています。 今回はCiNii編【後編】ということで、論文タイトルのキーワード

有料
500

特許から見るメタバース・XR関連テクノロジートレンド③-出願ポジショニングマップ🄬から見たメタバース・XRにおける注目テクノロジー-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動する知財情報コンサルタントの野崎です。 2022年5月26日にFIPAS主催セミナー「特許から見るメタバース・XR関連の最新状況 -日本企業にとってのチャンス領域-」で、特許から見たメタバース・XRの最新トレンドについて講演させていただきました。 本noteでは、セミナーで発表した内容・分析結果について3回に分けて有料公開していきます。 今回は最終回3回目として「出願ポジショニングマップ🄬から見たメタバース・XRにおける注目テク

有料
1,000

仮説を持って分析するー新型コロナウイルス感染症の感染拡大で「ハンドドライヤー」の出願はどうなったのか?

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しはじめた2020年春頃から利用されなくなったもの、利用を控えるようになったもの、逆に利用が促進されるようになったもの、いろいろとあると思います。 利用されなくなったものの代表例がトイレに設置されていたハンドドライヤーではないでしょうか?飛沫感染拡大につながる恐れがあるとして、利用禁止になっていました。 一方、特許分析に限らず、分析を行う際に「仮説を

有料
500

未来を見据えた特許情報・技術情報の収集と分析の考え方

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本記事は技術情報協会「“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方」(2021年10月)に寄稿した論考です。 本記事を通じて、未来予測・将来予測を行うための特許情報や技術情報の収集・分析方法について習得していただければ幸いです。 はじめに本節では未来を見据えた事業戦略および研究開発戦略を策定するための、特許情報や学術論文等の技術情報の収集と分析の考え方について解説する。著名な経営思想家で

有料
500

〇〇業界のDX関連特許を調べる-保険業界のデジタルトランスフォーメーション・InsurTechを例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本有料マガジン購読者の方から 特定の業界のDX化を調べたいときにどのような特許分類を用いるのが適切でしょうか。DXといっても定義がかなり曖昧なのですが、G06辺りでまぁまぁ拾えるのかなと思ってます。 というご質問をいただき、保険DXを例にという記事のリクエストをいただきましたので、今回は「〇〇業界のDX関連特許を調べる」をテーマに解説していきたいと思います。 1. そもそもDX(デジ

有料
500

企業の製品・サービスラインナップ拡張や事業領域拡大を特許面から検証する-アイリスオーヤマを例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動する知財情報コンサルタントの野崎です。 アイリスオーヤマに関する日経Xtechの記事を読んだのですが、 いまやアイリスオーヤマといえば家電メーカーの印象が強いのですが、記事中に 東大阪のプラスチック加工メーカーから1971年にスタートした同社グループ とあるように、もともとはプラスチック製の生活用品・園芸用品を手掛けていましたが、徐々に事業を拡大し 2012年、家電部門を拡大して東芝、シャープ、パナソニックなど一般に大手家電

有料
500

特許以外の情報をどのように収集・分析するのか?-ScienceDirect編-

「知財情報を組織の力に®」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 以前にも「特許以外の情報をどのように収集・分析するのか?」と題して、CiNiiについて解説した記事をアップしました。 CiNiiは主に国内の学術論文や図書・雑誌などの学術情報データベースとなりますので、海外の論文・学術文献について調べる際にはあまり有効ではありません。 海外文献を調べたい!というときに役立つのが本日紹介するScienceDirectです。ScienceDirectは大手

有料
500

【特定企業の特許ポートフォリオ分析】フォルクスワーゲングループのEV化の流れを特許のマクロ分析から捉える

先日の日経XTechで「衝撃のVW戦略、EV化へ雪崩打つ エンジン消滅に現実味」という記事が掲載されました。 日本政府も昨年末に脱炭素社会を目指して「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を発表しましたが、ここ数年で自動車メーカーも電気自動車への流れを加速しています。 今回は上記の記事で取り上げられているフォルクスワーゲングループ(フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェ)のEV化の流れについて、特許のポートフォリオ分析を通じて明らかにしていきたいと思います

有料
500

特許情報を活用した競合他社の見極め方-自動運転車両Zooxを例に-

事業戦略など各種戦略を策定する際、競合他社の分析は欠かせません。 分析を行う際に競合他社ってどのように設定されていますか? ここでは、日本経済新聞ウェブサイトに掲載されたAmazon参加の自動運転車両企業Zooxを例にとって、特許情報を活用した競合他社の見極め方を解説したいと思います。 なお、以前にも【顕在競合だけではなく潜在競合も意識した】競合分析のための特許情報検索・分析テクニックという無料記事をアップしておりますので、合わせてご確認いただければ幸いです。 1.

有料
500