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ウィキペディアタウン@津市安濃町を開催しました!vol.3

2月開催が延期されていたウィキペディアタウン@津市安濃町、7月22日(海の日)に無事開催することができました。
今回はvol.3、それぞれ調査が終わり、アノウラボ&安濃中公民館に分かれて編集作業がはじまります。
vol.1.2をまだ見ていない人はこちらからどうぞ
ウィキペディアタウン@津市安濃町を開催しました!vol.1
ウィキペディアタウン@津市安濃町を開催しました!vol.2

ウィキペディアに載せる情報を編集する

まずは、ウィキペディア編集者の日下九八さんによるウィキペディア書き方講座。現地にお越し頂くことは叶いませんでしたが、ZOOMを用いてレクチャーして頂くことができました。
書き方を理解したところで、自分達が集めた資料や情報をもとにウィキペディアに掲載する情報を編集していきます。何を載せるのか、どう載せるのか、その著作権や出典はどうか、など検討事項は多岐にわたります。
役割分担しながらそれぞれに必要な情報を集め、同時進行で編集を進めていきます。

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Googleのドキュメントやスプレッドシートの機能を使い、各自のPCから同時進行で編集を進めています。アナログとデジタルも同時進行なので色々大変かと思いきや、そこはイマドキな高校生。順調に作業をこなしていきますが、検討事項が多いためなかなか作業が終わりません。

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分からないところはZOOMで相談。実は日下さん以外にもお2人のウィキペディアン(ウィキペディア編集者)にご協力頂き、ZOOMをつなぎっぱなしにして分からないことがあればいつでもサポートしてもらえる体制をとりました。(ZOOM専用のPCも準備して頂きました!)

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午後の作業は見学OK、町内外から見学にお越しいただきました。実際の津綟子(最近芸濃町で見つかったもの)や津綟子の復元を目指している方の参加もあり、更に造詣が深まっていきます。

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さぁいよいよラストスパート!先生方も全力サポート!

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執筆が間に合わなかったワケ

すいません。結論から言うと執筆完了まで間に合いませんでした。
様々な理由がありますが、大きくは

・午前中のスケジュールが40分以上超過してしまった

予備時間として設けていたので午後からのスケジュール自体には支障ありませんでしたが、炎天下での調査&道中の悪路でかなり体力をとられたのと、午後の作業前に予備時間を使って写真や資料の事前精査をある程度終えておければ、作業自体ももっとスムーズに進められたと思います。
・会場の分割による人の分散
コロナ対策やネット回線確保のため、どうしても2会場(しかも建物別)に別れる必要があり、更に見学や取材の対応にも人手やスペースが必要だったため、人手自体が分散してしまった。10台以上のPCをずっとインターネットにつなぎっぱなしの状態(しかも一部はZOOM)にしなくてはならず、コロナ禍での催事にはオンラインの環境整備は必須かつ優先順位の高い項目だと強く感じました。
・オンライン上でのやり取りの限界
日下さんをはじめとしたウィキペディアンのご協力に心から感謝しつつ、でも「その場」にいない分、手間や時間がかかったりすることもあるし、気軽さという点でも「その場」にいる時と比べて低くなってしまうことは否めなかった。ウィキペディアンの皆さんも数時間ZOOMつなぎっぱなし状態だったので、指導する側としてもほんと大変だったと思います。オンラインの良さもありますが、オンラインの限界も少し感じた機会になりました。

が挙げられます。お恥ずかしい部分でもありますが、今回の失敗から学べることも多かったので、皆さんの何かのお役に立てれば!
そして肝心の編集・執筆作業ですが、9月中の完成・公開を目指して現在も進行中です。無事公開できたら改めてご紹介します。どうぞお楽しみに!

最後に  〜安濃町らしいプレゼント〜

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午後の作業で、学生さんが使うテーブルの上にベージュの小さい袋があるのに気づきましたか?アノウラボから参加してくれた学生さんへ安濃町らしいプレゼントをご用意しました。
安濃町のパイ職人:Atelier petit a petitさんにお願いして、特製のクッキーとフィナンシェを作ってもらいました。こだわりの特製クッキーはこちら!

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ついに誕生!食べられるアノウサンです!アノウサンのアイシングで仕上げたクッキーサンド、その材料にも安濃町が詰まっています。
クッキー生地に使用したバジル、サンドしているトマトジャムに使用したプチトマトは、安濃町の生産者:ますみの畑さんから提供して頂きました。バジルとトマトの優しいハーモニーが特徴的で、惣菜パンのクッキー版のような、お酒にも合う新しいクッキーが誕生しました。
Atelier petit a petitさん、ますみの畑さん、ムチャブリな相談にも関わらず快くお引き受け頂き、ありがとうございました!機会があれば「食べられるアノウサン」も今後色々と展開していければと思います。

約1年前から温めてきたこの企画、参加してくれた津高校生の皆さんをはじめ沢山の方々にご協力・ご支援を頂きました。改めて、ありがとうございました!
また、今回の開催の様子は記録冊子という形でアーカイブされる予定です。ウィキペディアの編集・執筆作業と合わせて、どうぞお楽しみに!

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