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複業(副業)をしていて良かったこと

皆さんは複業・副業と聞くとどんなイメージがあるだろう?

本業とは別に持っている収入源と答える人もいるだろうし、仕事と切り分けた趣味の延長でやっている人もいるだろう。

最近ではココナラなどの副業プラットフォームも認知が広がってきた。

僕が副業で参画させてもらっているミートキャリアでは、定期的に誰でも無料で参加できる学びの場としてセミナーを開催しているが、2月22日に行われたのが「複業研究家」として活躍されている西村創一郎さん(株式会社HARESのCEO)をゲストに招いた「複業はじめの一歩」というイベントだった。

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当日西村さんが話された内容についてはミートキャリア公式noteを読んで頂くとして、僕自身がその時感じたことなどをまとめてみたいと思う。

副業=副収入という誤解

今でこそ自分も副業を行う身ではあるものの、昔は「副業=副収入」というイメージを持っていた。会社員時代の先輩が「給料が安いから」といってバイトをしていたのを見たことがあるし、会社勤めをしながら夜はキャバクラでバイトをする女友達もいた。もちろんお金を稼ぐために。

そんなことから僕の中で「副業=お金がもっと欲しい人がやる事」だと思っていたが、実際にやってみるとお金以上のメリットがあることが分かった。

そのメリットについていくつか紹介したい。

メリット1・新しい知識や学びがある

社会人を10年以上やってみて気づいたことだが、人は知らず知らずのうちに会社の色に染まる。それは会社員でも、僕のような自営業者でも同じだ。

会社の社風やカラーだけでなく、考え方も染まるようになっていき、似たような人間で集まることで居心地が良くなってくる。

それ自体は悪いことではないけれど、転職活動をする時や独立する時に、いかに自分が外の空気を吸ってこなかったのか思い知らされることがある。

特に僕の場合、本業で海外留学エージェントというニッチな業界にいるため、社内に閉じこもっていると学びが少ない。同業者のほとんどが社員数10名以下で運営しているし、業界最大手の会社でも社員は数十名しかいない。

だからミートキャリアで同じく副業として参画している他のサポーターさん達とオンラインの勉強会で話をしていると、仕事のことでもプライベートのことでも、自分が知らない話題や専門用語がどんどん出てくる。

ただの雑談の場だと言われても、その都度Googleで用語ばかり調べるので、たった1時間のミーティングでもブラウザのタブが20個くらい増える(笑)

友人に「最近副業でこんなこと知ったんだけどさー」と話をすると、

「そんなのネットでググれば1分で分かることですよ」と笑われた。

その通りだ。その通りなんだけど、


1つの仕事しかしていないと、その「ネットでググれば10秒で分かる言葉」にすら出会うことができないのである。


実際に副業のおかげで自分の知識がかなり豊富になったと実感している。

メリット2・社外のリソースを使える

多くの経営者に共通することだが、経営者は他の会社の中身が気になる

どんな人が働いていて、どんなお客さんがいて、普段はどんな業務ツールを使用しているのか。それまでに培ったノウハウも気になる。

正直なところ他の会社の業績よりも、むしろ仕事の環境の方が気になる。

その点でいえば副業は経営者にとっても最高の体験と言える。経営者が転職するのは難しいし、他の会社に入ることは難しい。しかし副業ならそれも出来る。

良い部分は自社に取り入れることが出来る(もちろんルールは守って)。

メリット3・精神的なゆとりが生まれる

副業をやってみると気持ちが前向きになった。

まず「新しいことにチャレンジしている」ということのワクワク感。新たな出会いや学びが得られることは気分がいい。

次に収入。やはり報酬を得るというのは誰でも嬉しい。

また、これは前述の西村さんが話していたことで、会社に忖度しなくてよくなる、ということも挙げられていた。

自分の収入源が会社からの給料だけとなると、多少会社に不満があっても文句が言いにくい(笑)

その点で副業によって別の収入源があれば、仕事を辞めてそちらに軸足を置くこともできるかもしれない。


以上が僕が考える副業のメリットだ。もちろん人それぞれメリットと感じるポイントは異なるが、時間と体力に余裕がある人はぜひやってみることをオススメしたい。


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