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ベンチャーで活躍する優秀人材の3つの共通点

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

私は新卒でパソナグループに入社し、2019年にAnother worksを創業、大手とスタートアップ・ベンチャーどちらも経験してきました。そんな中、大手とスタートアップ・ベンチャーでは求められるスキルや能力、マインドセットが全く異なっていると感じる場面が多々あります。

そこで今回は、ベンチャーで活躍する優秀人材の共通点を3つに厳選してまとめました。ベンチャーへの入社・転職を考えている人や採用担当の方へ何か参考になれば嬉しいです。

①今を捨てる覚悟がある

まず、「今を捨てる覚悟」があることです。

ベンチャーに入社するということは、今の地位や役職がゼロになることを指します。収入面でも年収レンジを下げて入社するケースもあります。例えば、大手企業でマネージャーを務めていたとしても、人事制度の整っていない従業員数が数十名のベンチャーでは役職が付かないことも全く珍しくありません。

もちろん、ベンチャーに限らず転職活動では同様のケースが想定されますが、ベンチャーへの入社ではより顕著に見られます。

また、大手では実現できたことも、ベンチャーでは全く通用しないことも多数あります。例えば、予算規模です。大手企業においては、大規模な予算を動かしながら、確実な目標達成と最大限の費用対効果を出すことが求められる傾向にありますが、スタートアップでは、最小限の予算で試行錯誤しながら目標達成を目指します。

どんなに社会人経験が長かったとしても経験外の業務が発生したり、人員が潤沢でないために専門外の業務も取り組んだりと学び直しやリスキリングも求められます。

そのため、過去の成功体験に固執し、新しいチャレンジを恐れてしまうと活躍機会を逃してしまうことに直結します。活躍している方は総じて過去の成功体験ではなく今の結果にこだわり、前職での経験を上手く応用し、時にはゼロから手を動かし続けていると思います。

②変化を楽しめる

次に、「変化を楽しめる」ことです。

ベンチャーの醍醐味である「変化」。1週間ごとにやっている業務が変わっていたり、今日発案したプロジェクトが翌日にはスタートしていたりと日々目まぐるしく事業が展開します。今まで経験したことのない新たな業務に楽しんで取り組めること、日々の変化にワクワクできることがとても大切です。

また、「変化」の裏を返せば、数か月必死に準備してきた新規事業が突然頓挫したり、市場にあわせて需要が低迷したりと人によってはマイナスに感じるであろう事象も発生します。

このような「変化」もベンチャーならでは。「変化」を新たなチャンスと捉え、次の一手を打ち続けられることが「変化」を楽しんでいる証拠だと思います。

③誰よりも”実践者”である

最後に、「誰よりも”実践者”である」ことです。

ベンチャー(特にAnother works)では、先駆者がいない新たな価値観やビジネスモデルを生み出し、市場に提供する(市場を創る)ために存在しています。つまり、先行事例は参考になれど、ぴったりと当てはまることはありません。

そのため、自ら手を動かし、足を運び、実践することでしか得られない一次情報に価値があります。当事者意識を市場全体まで広げ、あらゆるケースを考えながら実践し、ビジネスチャンスを見つけていきます。

”実践者”とそうではない思考にはこのような違いがあります。前職で似たような経験があり、その経験を伝えたいとき、”実践者”ではないと「前職ではこうだったから同じようにXXすべき」という発言となります。

一方、ベンチャーにおける”実践者”であると「前職ではこうだった、この部分で共通点があるから一度試してみてもいいか」という発言となります。自分がもつあらゆる経験を駆使し、今の課題で応用しながら、何より実践を基に効果検証をしようとトライしています。まだ見ぬ未来を創るベンチャーでは泥臭く行動し続けることが大切です。

これらの3つの項目はすべて、私自身も大切にし、日々実践しています。これからも「複業の社会実装」というAnother worksのミッションを達成するべく、変化を楽しみながら実践し続けていきます。

今後も経営をする中での気付きや大切にしている考えを発信していきますので、是非チェックお願いします。


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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