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2019/05/25 NewsPicksオリジナル記事感想まとめ

このBlogでは、ニュース配信アプリ「NewsPicks」で読めるオリジナル記事について、個人の感想を綴っています。(1日1回)

◎注意事項

・あくまで「個人的な意見、感想」です
・記事の詳しい内容は省く方向で、その場の気分で書いてます
・興味がなかったり、時間が無かったりで読まない記事もあります
・問題があれば削除します

本日の内容はこちら

【徹底理解】波乱の幕開け。今こそ知ろう「ふるさと納税」7選

制度を作った側はモラルを信じ、利用者側は損得勘定を重視した。
寄付や納税という行いが市場原理で上手く行くと期待した末の愚策であろう。

自治体、国民にいくら損したor得したという議論しか生まなかった時点で、制度としてはほぼ終わりを迎えている。

よって自分としては、止めるか根本から作り直すかした方がいいと考える。

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初めに書いた通りこの制度には大きな部分で2つの問題点がある。

①政府と自治体の認識の違い
②寄付という行いそのものへの矛盾

まず①についてはから述べる

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①認識の違い

これは制度を作った側(政府)と制度を使う側(自治体)に、元々の認識の違いがあったことによって問題が生じたと考える。

政府としては公平な競争(そもそもそんなものに期待することが変なのだが)によって運用された結果、自治体も納税者もお互い納得できる新しい納税の制度としたかったのだろう。

しかし結果的には、ルール上ならどんな返礼品でも問題ないとする自治体の身勝手さと過剰な競争を生んだに過ぎなかった。

一方で損をした側(本来の税金が納められなかった自治体と、ふるさと納税をしなかった住民)に対するフォローも無く、納税でありながら安易に不公平を生む分断を生じさせてしまった。

本来は税金の徴収も使用も極力公平であるべきだ。

まだ制度を行うのであれば、そのルールを厳しく設定し直す他にない。

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②寄付とはどんな行いを指すのか?

次は②について

私のスタンスは、基本的に寄付をするという行いに対して「”返事”は期待はしないこと」につきる。

そしてこの制度は”納税”という言葉を使っているが、納税とは国家の運営費を集めることであり、そこが行うサービスに対する利用料である。

物品であれ、未来に対する結果であれ、何かを期待してお金を払っている時点でそれは購入であり、投資である。

寄付という行為は、期待に対する裏切りを感じるようなものではない。

納税と銘を打っておきながら国民に不公平を生みだし、寄付としても無償であることを意識させなかったことは問題であろう。

寄付に対する意識や教育の必要性があるのではないかと感じている。

何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。