どうしたら子どもが歴史好きになるか?
歴史好きとして個人的に面白そうなテーマだったのでシェアしたい
「子どもが歴史好きになるには、どうしたらいい? 東大名誉教授と東大教授が本気で考えてみた」ダイヤモンド・オンライン(2019/12/18)
はじめに
自分の過去の経験から考えると(大学受験は世界史を選択している)
①TVで歴史系の番組を頻繁に見ていた(NHKとか世界ふしぎ発見とか)
②親の書棚に歴史系の本があった(Newtonからムーのようなトンデモ本まで色々)
③歴史好きからそのまま「社会」の成績の向上に繋がった(結果が出ていたので自信となった)
などポジティブな要素が多くあったことが挙げられる。
要はその子の興味の赴くままにさせてあげる環境が大事。
子どもが興味無ければそれに関心を抱く要素も無いので、無理に押し付けない方が無難である。(子どもは親の思った通りに成長しないものだろうから)
以下に詳細な経緯を書く
①メディアの影響
単純な話だが、その情報に触れている時間が長いかどうかで興味の幅は変化すると思う。
自分の場合、テレビ番組で家族と見る番組が歴史や科学の番組など好奇心をくすぐられるものが多かった。(⇨当時はテレビが一家に一台の時代)
チャンネルの取り合い(今はこんな言い方しないのだろうけどw)で、興味の湧かないものを見せられたらその時間は苦痛だろう。
ある意味、家族間でどんな番組を見るかのコンセンサスがなんとなく取れていたことは良かったことだと思う。
②身近な人の興味関心
子どもは、なんだかんだ言って親や兄弟など近い人の影響を強く受けると思う。
それは一緒に過ごす時間の長さとともに、その人自身に興味を抱くからだと考えるが、
自分の場合親がNewtonのような教養系の雑誌を購読していたことや、歴史の本(ムーのようなトンデモ本も含めw)など幅広いジャンルで本を購入していたので、暇な時間はよく手に取って眺めていた。
⇨特に子どもの妄想力を高めるものは影響が強く、当時はホントに地球が二つあったらいいなと思っていたものである(笑)
③実利に役立つ瞬間
小学校までは特に大きな変化はなかったが、中学に入ってから成績という点で利点が生まれた。
中学の時の自分は、通知表で常にオール3近くを取るTHE・普通の生徒であった。
なので頭の良さで自慢できるような自信はほとんど感じられなかったが(当時の成績の出し方は相対評価だったので、常に誰かと比べられていたからね)、
歴史を含む社会の成績だけは4を取ることができていた。
これは学業で自信が無く、他に目立った特徴も無い生徒にとっては唯一の自信の核となるものであり、学生時代ある意味腐らず過ごせた要因の一つとして大きかったと思う。
結果的にそのまま大学受験でも歴史(自分は世界史)を選択し、その加点分で結構助けられたので、興味を持ち続けられて良かったと感じている。
※※※
あと歴史を知っていると「因果関係を想像しやすくなる」ということが挙げられるかもしれない。(あくまで記録された事実からの想定だが)
現代の姿はこれまで積み重なってきた”何か”の集合体であり、その原因を探りたい場合、はじめにあさっての方向を向かないで済むし見当がつけやすい。
物事を推測する上で多面的なことが色々学べると思う。
どこから興味を持つといいか?
では実際、今ならどこらへんから子どもは歴史に興味を持つきっかけとなり得るか?
文中に書いてある通り親や親族の話を聞くのもいいだろうが、想像力を養うなら本や他のメディアが無難かと思う。(話の面白さだと人それぞれ異なるだろうし)
・ゲームならCivilization(文明を作るシミュレーション)や、アサシンクリード(歴史的な出来事から作られたストーリー展開がメイン)とか?
・雑誌系ならやはりNewtonやNational Geographicなど。
内容が難しく分からなくても、なんとなく眺めていればそれがきっかけで興味の幅が広がったりする。
・テレビ番組だとブラタモリや鉄腕DASHも興味を高める上でかなり役立ちそう。(昔なら特命リサーチとか、たけしの万物創世記とか色々あった)
・映画だとインディジョーンズは今でも好き。
きっかけはどんなものでもいいが、やはり前提として楽しいという部分があるほうがいい。真面目にやり過ぎたり、利益ばかり重視すると目的からズレてつまらなくなって行くものなので。
これは歴史だけに及ばずどんなことにも言えるが、勉強ではなく、あくまで好奇心ベースが興味を深めるコツかなと感じる。
おわりに
ちなみに世界の偉人の名前はリズムで記憶したので、漢字で同じような名前をたくさん書かされる日本史は苦手である(苦笑)
だから100%成績向上に結び付くわけではないのでご注意
あと個人的にこの方のnoteのファンなので、なんとなくもう一回歴史を振り返りたいなぁと思う人にはオススメ
「みんなの世界史」
何らかのアクションをいただけると、一人で記事を書いてるわけではないのだと感じられ、嬉しくて小躍りしちゃいます。