売上初公開!?2か月間のアナザー・キュウシュウ奮闘記。
みなさんこんにちは、キュウシュウチームです。
10月2日、2カ月に及ぶアナザー・ジャパン第1回企画展「アナザー・キュウシュウ」が幕を閉じました。
たくさんの方にご来店、応援いただき無事に2カ月走りきることができました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。皆様本当にありがとうございました。
バタバタとしているうちに気づけばもう終わってから1カ月も経ってしまっている・・・!時のたつ早さに驚きます。
少し遅くなってしまいましたが、この2カ月の振り返りをしていこうと思います。
▶︎キックオフから約4か月、ついにオープン!!2カ月の売上は??
アナザー・ジャパンは学生が本気で商売を学び、実践する47都道府県地域産品セレクトショップです。
本気の商売、つまりは「いい経験ができたね、よかったね」だけでは済まないわけです。
あたりまえですが、売上を立てることが求められます。
ビジョンの達成のためにも、2期、3期と未来まで繋がっていく持続可能性が必要なのです。
このnoteではまず、良いところも悪いところも全て包み隠さず、アナザー・ジャパンの数字の「リアル」をお届けします。
東京駅近くに位置する20坪の物販エリアでどれほどの売り上げを残すことができたのか、重ねた努力の結果をご覧ください。
表1の通り、アナザー・キュウシュウの売上は約945万円、目標達成率は86.2%となりました!!!
購入単価は2,818円となり、プロダクトチームでたてた当初の想定である2500円より約300円高い結果となりました。
延べ3,367名のお客様にご購入いただき、九州の宴をお楽しみいただきました。
ご来店いただきました全てのお客様に心より感謝申し上げます。
上の表は初公開の売上詳細【客層分析】を、まとめたものです!!!(目視でカウントしているため、おおよそのデータになります。)
表のとおり、幅広い世代のお客様にご来店いただき、お客様とお店でお話できる時間を楽しませていただきました。
多くの皆さまに応援のお言葉をいただき、2か月間無事完走することができました。
販売員の間でも接客をさせていただくなかで嬉しかったことはよく共有しており、日々の大きなモチベーションでした。
【図1】の通り、売上・客数における男女比は2:3となり、女性のお客様が多い結果となりました。また購入単価は、男性の方が100円ほど高かったです。
非地元のお客様が売上・客数の80%以上でした。
沢山のお客様に九州の新しい魅力を届けられたと思うと大変幸いです!
また、九州出身のお客様の購入単価は、九州以外出身のお客様より636円高い結果となりました。地元のお客様にも九州にいるような懐かしさや居心地の良さを感じていた抱けたのではないでしょうか。
九州にゆかりのあるお客様との地元トークも大変盛り上がりましたし、
九州とのご縁がまだないお客様にも、
九州産品を通じて「九州に行きたくなった!」といったお声も沢山いただきました。
このように、キュウシュウへの”郷土愛”をデータ上でも感じることができました。
▶︎キュウシュウという宴
「トップバッター大変だよね」
企画展の順番が決まったとき、私たちはそんな言葉をたくさんいただきました。
1期生のトップバッターでわからないことだらけ。
不安はものすごく大きかったし、悩むことも多かったです。
キュウシュウチームの3人で、夜遅くまで話し合いをしたことも何度もありました。
だけど2か月を終えた今、私はトップバッターを務めさせていただけてよかったと心から思っています。
まず何よりも、キュウシュウのかっこよくて、あたたかい作り手の皆様との出会いに感謝しています。商談時にはまだ店舗すら完成していない。前例がなく、どんなお店になるのか自分たち自身でも想像がつかない中、商談に行くことはとても不安でした。そんな中60社をこえる作り手の皆様が快くご出展くださったこと、これほど有難いことはありません。
つくり手の皆様も、私たちと一緒に初めての挑戦をしてくださったのです。少しずつアナザー•ジャパンの認知が広がっていき、メディアでの反響やお客様からの声をお伝えするたびに本気で喜んでくださり、メールでの一言や発注した商品の中に入っていたお手紙に、幾度となく励まされ、2ヶ月を走り切ることができました。遠方にも関わらず、店舗に来てくださる作り手の皆様もたくさんいらっしゃいました。完成した店舗を見て喜んでくださる笑顔が何よりも嬉しかったです。きっとこの気持ちは、トップバッターだからこそ生まれるものなんだろうと思います。
そうやって仕入れてきた商品がいざ店頭に並び、お客様からもいろいろな反応をいただけるようになりました。
どんな風な言葉を使えば、より商品の魅力が伝わるのか。商品を使う場面をイメージしてもらえるのか。ちょっとした言葉遣いの変化でお客様が感じる印象はこんなにも変わるのか!と、発見の毎日でした。
「こんな楽しい買い物久しぶりだった!」「九州に行きたくなった!」と言っていただけたときは、私たちの目指す「もうひとつの日本」に少し近づけたような気がしてとても嬉しかったです。改めて、「新しい発見と懐かしさを届け、もうひとつの日本をつくる」という私たちのビジョンの達成にはお客様とのコミュニケーションが大切であることを実感しました。
開業と同時に、接客だけでなく店舗を運営していくためのたくさんの仕事に追われるようになりました。
再発注のタイミングや個数の感覚をつかむのが難しく棚が寂しくなってしまったり…
レジミスをしてしまったり…
イベントの集客に苦労したり…
たくさん失敗もしてしまったけれど、どうしてその失敗が起きてしまったのかを考え、セトラー18人でよりよい解決策を探し実行していく毎日の中で、確実に成長することができた2か月間だったように思います。
お客様からのリアクションや店舗運営に必要なことは、どれだけ準備を重ねても開業するまではわからないことも多かったです。トップバッターだったからこそ気がつけたことがたくさんありました。そして次の私たちの役目はそうして学んだことを先の企画展へ、そして2期生へと繋いでいくことです。
「もうひとつの日本をつくる」ための最初の一歩を踏み出せたことを心から光栄に思います。
どうぞこれからも、「アナザー・ジャパン」をよろしくお願いいたします!
今回のライター:Akane Yasumi・Sei Yamaguchi (キュウシュウ)
#アナザージャパン #地方創生 #学生経営
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