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地元への眼差しを発酵させるチュウゴクシコクチーム

こんにちは!チュウゴクシコクチームです◎
私たちチュウゴクシコクチームの3人(れおん、京ちゃん、ゆきほ)は、企画展コンセプト策定のためのエリア研修で、愛媛・徳島・高知・香川の四国4県を巡りました!
総移動距離700kmを超える四国での旅とそこで得た学びをお届けします。

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※アナザー・ジャパンでは、企画展コンセプトづくりをサポートしてくださる、地域で活動するクリエイターの方々を、「エリアメンター」とお呼びしています。私たちチュウゴクシコクチームのエリアメンターは、株式会社NINOの、二宮敏さんです。

▶︎どんな眼鏡で地域をみているのか?を問う1週間

チュウゴクシコクチームの3人が1週間も四国地方に滞在し、何をしていたのか。

単刀直入にいうと、チュウゴクシコクの企画展をつくっていく上で、私たち自身はどのように中四国地方をみているのだろう??を、四国の地を感じながら問いかけていました。それは同時に、四国で生活している人、生業を作っている人、エリアメンターの二宮さんのようにまちに根付いた資源を活かして地域に挑戦のタネを蒔いている人、そういった人たちがどんな眼鏡で地域をみているのか?を問い続けることでもありました。

"こんなところなにもないでしょ〜!"という徳島のおばあちゃんもいれば、"実はこんなところあってね、こういう文化が根付いているの、面白くない!?"と切り取るクリエイターの方もいて。同じ地域でも見方を変えれば、全然違う場所に見えてくる。訪れた場所で必ず地元の人と言葉を交わし、地域をみる視点と切り取り方を増やしていきました。

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▶︎自分達の思っている2段階先まで深掘り、「そもそも??」「実は・・・!」を行き来する

チュウゴクシコクの企画展は来年オープンということで、お店づくりのための準備期間はたくさんあります。練る期間が長いからこそ、私たちはどこよりも本質に向き合うものをつくろうと覚悟を決めました。エリアメンターの二宮さんから、『コンセプトを決める時、商品を選ぶ時、「そもそも??」と「実は・・・!」の行き来を大切にするんだよ。』というアドバイスをいただきました。ただお店の売り上げがあがる商品だけを選ぶのでは意味がありません。
そもそもなんでこの産品がこの地域に生まれてこれまで継がれてきたのはなんでだろう?
実はこんな背景があったからだった・・・!
ものにも、ことにも、ひとにも、場所にも、この行き来を丁寧に積み重ねること。

私たちの大切にしたい指針が見つかりました。

▶︎今ある「らしさ」は「人」にある

中四国地方、他の地方と比べるとパッと聞いてこれ!!というイメージを持たれにくい地域です。しかし、中四国らしさを探しにいった1週間で、あることに気付かされました。なんもないと言われている中で、中四国エリアの多様な文化に触れて今新たなものが生まれようとしている。テクノロジーが発展していろんなものが便利になってくる中で、中四国にある「人」自体が、「人によって生み出されているもの」が、リアルなのではないかと。

たくさんの人に出会い、たくさんの人の想いが詰まったお店になるよう、全力で頑張りますので、オープンを楽しみにしていてください!!!

今回のライター:Yukiho Yamamoto(チュウゴクシコク)
#アナザージャパン #地方創生 #学生経営 #研修 #コンセプト

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