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【定休日を導入させていただきました】第2期セトラー決断の背景をご説明させてください。

みなさんこんにちは!第2期チュウブ担当セトラーの沖野です。
日頃よりアナザー・ジャパンへのご支援をいただきありがとうございます。

アナザー・ジャパンは2期生のお店がOPENして早くも4か月が経ちました。あっという間に時間が過ぎているなぁという感覚です。慣れない店舗経営に試行錯誤を繰り返しながら、お客様に商品の魅力をお伝えし商品をお届けするという喜びを日々感じています。

12/6より3地域目の企画展であるアナザー カントウ展が始まっておりますので、ぜひお立ち寄りください!

アナザー カントウの詳細はこちらからご覧下さい

さて本日は、私たち二期生が経営者として下した重大な意思決定についてお伝えします。それは、12/6から始まったアナザー カントウ展より「定休日を導入する」というものです。

明日12月11日(月)より、第2期生の経営期間である2024年8月までは月・火を定休日とさせていただきます。

12月の営業スケジュールです

※あくまで第2期生だけの暫定措置であり、第3期からは変更の可能性があります。
※併設するカフェについては、月曜火曜も引き続き営業しております。

お客様にはご不便をおかけすることになり、申し訳ございません。ですが、第2期生が任期を走り抜けるために必要な措置と考え、決断させていただきました。

この記事を通して、定休日導入という意思決定の裏にはどのような背景があったのか、そして今後のアナザー・ジャパンが注力していく取り組みはどんなものなのか、を知っていただけたら幸いです。


時間を確保して、店舗運営の質を向上する

実情をお話しすると、第2期店舗が開業してからの課題として「店舗を回すのに精一杯で、店舗運営の質の向上に時間を割けていない」ということがありました。

特に2点の課題がありました。1点目は店舗オペレーションが不完全なこと。1期生がなんとか駆け抜けて第2期に引き継がれて、まだまだオペレーションが曖昧な部分が多いです。そのため店舗でのミスが起きてしまい、お客様や事業者様にご迷惑をおかけすることがありました。

2点目は、接客力の向上に時間を割けていないことです。
アナザー・ジャパンの本来の強みは、商品を仕入れてきた学生が販売までを手がけ、熱量の高い接客ができるという点です。引き続き、直接仕入れてきた担当者は熱量の高い接客ができているのですが、仕入れ担当ではないメンバーにまでその熱量を伝播できていないという現状がありました。

本当は、仕入れ時のストーリーや事業者さんとの会話を共有して、メンバー全体で想いとこだわりを共有して伝えていきたい。ですが、第2期ではお店を回すのに精一杯で、メンバー同士での十分な会話の時間が取れず、仕入れ担当ではないメンバーが自信を持って接客できない状況にありました。

「なぜその商品を仕入れたのか」「どんな特徴と背景を持つ商品なのか」をお客様にお伝えする熱量の高い接客が2期生の私たちに足りていない要素であり、今まで以上に取り組んでいくべきことだと考えています。

2期生も、試食会を新たに開催したり、接客トークシートの磨き込みをするなど、施策レベルで改善を図ってきました。しかし、感染症が収束して授業・ゼミ活動が盛んになったことで2期生は1期生よりも時間的制約がより厳しくなり、もっと抜本的に何かを変えないと店舗運営の質の向上が難しいという結論に至り、定休日の導入という結論に至りました。

週1と週2のどちらかにするのかも論点になりました。2期生全体で投票し、議論を経て、このタイミングでぐっと質を上げていくために、思い切って週休2日の導入を決めさせていただきました。

具体的に何に取り組むのか

私たちが今後注力していく取り組みをそれぞれご紹介します。
まずは冒頭お伝えした接客力の強化です。これまでにもセトラーで集まって試食会を行い、実際に飲食した感想をお伝えするという試みを行ってきました。しかし他のお店に比べると、自分たちらしい接客が出来ているかという点ではまだまだな実感があります。

そこで新たに接客課題を設定し目標を定め、毎日これらの達成率を振り返ることにしました。
設定した目標は、

①接客の基礎とオペレーションを見直し、身につけること
②全員が自信を持ってお客様に話しかけ、推しの商品をおすすめできるようになること
③商品のストーリーに共感していただき、購入いただける率を高めること

です。
①に関して、今までは学生らしさを生かすということであえて接客を型にはめすぎずに取り組んできましたが、このタイミングで基礎とオペレーションをしっかり見直すことにしました。今後は、教育サポートを担っていただいている中川政七商店の方の研修などを通して接客力を磨き、お客様が満足してお店を楽しんでいただけるような店舗づくりをしていきます。

②③に関して、仕入れ担当以外のメンバーが元気さと自信をもって接客できるように、セトラー一人一人がそれぞれ推し商品を決め、その商品についてしっかり学んで、重点的にその魅力を伝えていきます。一人一人異なる推し商品があるので、店舗にいらっしゃった際には、その日のセトラーに思う存分その商品の魅力を聞いてみて下さい!

熱量の高い接客を2期生のアナザー・ジャパンの武器とできるように、日々接客力を磨いていきます。セトラーの接客にご期待ください!

また、これから仕入れ出張を控えるメンバーは、仕入れ前のリサーチも強化します。実際に現地に行って事業者さんにお会いしたり直接お話したりすることで、その地域・事業者さん・商品に向き合う時間をこれまで以上に積極的にとっていきます。

やはりインターネットでは出会えないような事業者さんと出会い、その商品の魅力をお客様へお伝えするには、入念なリサーチと直接のコミュニケーションの両方が必要不可欠です。出張して聞いたあまり知られていないお話や実際に行ってみて感じたその地域の魅力など、まだまだお伝えしきれていないことが数多くあります。私たちセトラーが数多くの商品から選びに選び抜いた商品やエピソードをお楽しみいただけるよう、頑張ります!

最後にオンラインショップの強化です。

オンラインショップは第2期から立ち上げています。序盤は探り探りで運用してきましたが、週休2日になる分、オンラインショップでの売上も重要になっていきます。

オンラインショップでは、首都圏在住の方に限らず、より多くの方に地域の魅力を伝え続けたいという想いがあります。
オンラインショップでは、各セトラーの推し商品を販売し、それをインスタライブで配信していく予定です。企画展ごとに入れ替わりますので、ぜひ覗きに来ていただけると嬉しいです。

最後に

店舗運営に精一杯になる日々。「このまま最低限の仕事をこなすだけの現状維持でいいのか。私たち2期生の使命は「進化」と銘打たれていたのに。。。」
そんなモヤモヤした想いがありました。

お客様にご来店いただける機会が減ってしまうことは大変悔しいですが、私たちはこの定休日導入をポジティブに捉え、集中すべき施策に時間を割き、お客様により楽しんでいただけるようなアナザー・ジャパンを作り上げていきます。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

アナザー・ジャパンが進化するにはまだまだ課題が山積みです。引き続き、等身大の私たちを発信していければと思っております。これからのアナザー・ジャパンも応援していただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回のライター:Ayato Okino


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