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人間関係 - バスケ部に入らなかった話 など

小学生のとき仲良し3人組に所属していたが、私以外の2人の仲が良かった。中学に入って、2人はバスケ部に入部した。私もバスケットボールをやりたかったが、このまま2人と一緒にいても疎外感を感じ続けると予想して(あとは苦手な子がいたから)、わざわざ興味のない別の部活に入った。

でも、それは正解だった。バスケ部は毎年人間関係で揉めて誰かが辞めるようなところで、のちに私の学年でもいじめ騒ぎがあって1人辞めていた。その頃には自分の入った部活で楽しんでいたから、対岸の火事になっていた。

偏見だけど、あそこで人間関係を恐れてバスケ部に入らないような人が、華があるけどとげとげしいバスケ部でやっていけるとは思えない。
何気ない部活の選択が私の方向性をちょっと決めた気がする。


私は人を見下したり、気に食わないからといって冷たく当たったりしてきた。反省すべきことだ。
一方、自分が人間関係のトラブルに遭遇したときは、傍から見ると飄々と交わしてきた気がする。私は人をいじめる代わりにいじめられて育った方がよかったんじゃなかって思ったりする(いじめられるのを羨むわけでは決してない)。
人にいじわるすることはもうないが、人を見下す癖は今も直らない。


女社会になじめなかった。仲良しグループに属さず誰とでも話しているうちに、どのグループにも所属できず、どのグループからもよそ者扱いされた。結局私と同じ余り物の女の子と仲良くして、その人と気が合うこともあれば、そうでないこともあった。

カウンセラーの先生に「大人になったら楽になるよ」と言われ続けた。仕事中はそれなりに関わるけど、仕事が終わればあとはプライベート。干渉もしてこないし適度な距離で過ごせる、と。

私の場合、それは本当だった。昼ごはんは自席で黙々と食べるし、休みの日は仲のいい人だけと約束して遊ぶ。移動教室もない。意識していたストレスも、気づいていなかったけどストレスに感じていたこともなくなった。大人になることは、本当に私を楽にした。

出会いと別れの季節。1人でも多くの人が救われてほしいし、私も誰かを苦しめずに生きていかないと と思う。

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