あのね

高校生と小学生の2人の娘をもつアラフィフ主婦です。子育てを通して自分の価値観を絶賛見直…

あのね

高校生と小学生の2人の娘をもつアラフィフ主婦です。子育てを通して自分の価値観を絶賛見直し中。 今までのこと、これからのこと、忘れないように書こうと思います。

最近の記事

待つことは信じること

習い事を3つしている次女。 長女が受験生で塾代もかさむので、お金の整理もかねて、習っていて楽しいのか、これからも続けたいか聞いてみた。 何事も覚えるのに時間がかかる次女。 自分でも自覚があるようで、学校でも習い事でも、習ったことは翌日忘れてしまうと話してくれた。 「英語は楽しいけど、やっぱり他の子は進むのが早くって、やっと練習してABCが書けるようになったのに、みんなはもっと先まで進んじゃって、比べなきゃいいんだけど、比べちゃって辛い」「もう一つの習い事も一緒に習ってる子は

    • まず、自分が元気でなくっちゃ。

      一昨日、小学校の宿泊行事から帰ってきた次女。 読み通り、翌日起きると「疲れてる。学校に行きたくない」と言い出した。 「えー今日はママ仕事だから学校に行ってほしい。お弁当作ってないし。とりあえず起きて、朝ごはん食べてから考えたら?」と声をかける。 渋々起きてきて朝ごはんを食べる次女。 だらだらしたオーラから、行く気がないことがわかる。 「行きたくない。疲れたー」を連発。 「えー、疲れてるのはわかるけど行ってよー」と私。 食卓を挟んで「行きたくない次女」と「行ってほしい私」の攻

      • 泣きそうだった夜も、夢のような時間になった日

        先日のブログにも書いた通り、先週末は長女の文化祭だった。 3年間、軽音部でギターボーカルをしていた長女。 2日間ある文化祭の一番の盛り上がりは後夜祭で、吹奏楽部、ダンス部の発表があり、最後は軽音部がトリを務めるらしい。 出演できるバンドはオーディションで決まるらしく、8月のオーディションで長女のバンドは出演権を得られなかったが、その後の演奏の持ち時間の間違いがあり、一転出れることになった。 だから出演が決まってとても嬉しそうだった。 長女の高校は進学校だけど、校則がなく、

        • やっぱりあなたでよかったよ

          昨日今日と高校生の長女の文化祭に行ってきた。 昨日は長女の弾き語りライブ、今日はバンド演奏を見るのがメイン。 昨日の中庭で行われた弾き語りのライブを見に行ったら、前にブログで書いた長女の元カレも見に来ていた。 「いるなー」と思ったけど、お友達と一緒だったし、挨拶するタイミングも難しいなと思って、気になりつつもそのままライブを見ることにした。 彼も多分気づいていたと思う。 数日前、長女に「別れた後、何か話したりしたの?」と聞くと「あれから話してない。気まずいし・・」と言って

        待つことは信じること

          なんでも淡々と

          明日、明後日と長女は高校の文化祭だ。 軽音部に入っている長女。 バンドでは後夜祭にも出るみたいだし、一人で中庭で弾き語りもやるみたい。 文化祭の準備やバンドの練習で帰宅時間が遅くなっても、夜な夜なギターと歌を小さい音で練習しているのが向こうの部屋から聞こえる。 合間に受験勉強もしていて、すごいなーと思う。 長女は高校受験の時も、そうだった。 自分のペースでコツコツ勉強し、受験当日、受験会場の高校の校門前まで送って行った私を一度も振り返ることなく、颯爽と教室に向かっていった後

          なんでも淡々と

          張り切るとうまくいかないよねー

          今週から新学期が始まった。 夏休み最終日、晩ご飯は子供たちの好きなものにしようと思って、 「今日夏休み最終日じゃん。夜ご飯は好きなものを作ってあげるよ」と聞いた。 次女は「ローストビーフが食べたい。あとピラフ。あとさつまいも」 長女は「ミートソースパスタが食べたいな。もしローストビーフならガーリックライスが食べたい」と二人ともバラバラ。 「よし!じゃ今日は全部作ろう。頑張っちゃおう!」と思って、出掛け帰りにスーパーに寄って、ローストビーフの肉(特売だけど、ちょっと高かった)と

          張り切るとうまくいかないよねー

          今更ながらの「愛の不時着」

          タイトルの通り、今更ながら「愛の不時着」見た。 「愛の不時着」とは言わずと知れた、2019年に世界的に大ヒットした韓国ドラマ。 当時は「流行ってるなー」と思ったけど、見るに至らず。 主人公の二人が実生活で結婚したことも知っていたが「へー、そうなんだー」って感じだった。 最近、友達に勧められて見て、結果どハマりして、最初は吹き替えで見て、ただ今2回目を字幕で見ている。 「愛の不時着」は、韓国の財閥令嬢であり、韓国で有名な女社長(ユン・セリ)が乗っていたパラグライダーが竜巻に巻

          今更ながらの「愛の不時着」

          花火大会

          私の実家の方では毎年8月の第1週の土曜日が花火大会だ。 花火は港で上がる。 私は港の近くに住んでいたから、小さい頃、自分の家のベランダから大きな花火が見えた。 スイカを食べながら「お母さん、上がったよ!」と声をかけて、見た記憶がある。 ベランダ前に工場の大きな建物が建ってからは見えなくなってしまったが、歩いて数分で見に行けたので毎年見に行っていた。 見に行ったというより、小さい頃は花火より出店が目当てで、お小遣いがなくなるとすぐ帰ってきたっけ。 私の家は飲み屋だったから、懐

          出会ってくれて、ありがとう。

          先日、高3の長女が初めてお付き合いした彼とお別れした。 1年くらい前、彼ができたと教えてくれた時に「ママと同じ誕生日なんだよ。すごい偶然だよね。」と嬉しそうに話してくれた。 「学校帰りに公園でアイスを食べた」「毎週この日は一緒に帰るんだよ」なんて話してくれて、ディズニーランドも花火大会も、好きなアーティストのライブも嬉しそうに出かけて行った長女。 付き合ってるんだから当たり前だけど、私から見ても仲のいい二人で微笑ましかった。 少し前、夜中に「最近学校の行事も勉強も忙しくて、

          出会ってくれて、ありがとう。

          呼んでくれてありがとう、でいいじゃん。

          3年生の時、担任の先生が怖いという理由で不登校だった次女。 4年生は無事に登校できたが、5年生になりまた「担任の先生が怖い」と言うようになった。 最近、先生に聞きたいことあっても聞けないと話していた。 どうやらはっきりした女の先生が苦手らしい。 この前も帰宅後「今日も注意された」とメソメソしていたので話を聞くと、次女がプリントの直しをやっていたら先生が他の子を呼んでいて、その子が聞こえてなかったので次女も「〇〇さん」と大きめの声で呼んだら「呼ばなくていいから、プリントの直し

          呼んでくれてありがとう、でいいじゃん。

          おめおめと泣くのだろう。

          数日前に友達のお父さんが亡くなったと聞いて、昨日、家の近くのスーパーで偶然その友達に会った。 友達は一見普通そうに見えたけど、話していたら今心の中に悲しい気持ちが静かに積もってることがなんとなくわかった。 危篤だったから覚悟してたこと、亡くなる前にみんなで会えたこと、お葬式はこれからで明日実家に帰ること、話してくれた。 「そっか、最後に会えてよかったね。気をつけて行ってきてね」と言葉をかけた。 家に帰ってからふと「私は自分のお父さんが亡くなったら泣くのかな。悲しいのかな。泣

          おめおめと泣くのだろう。

          憧れの場所

          先週末に次女のダンスの発表会があった。 幼稚園の時に友達の発表会を見て「私もそこで踊ってみたい」とダンスを習い始めた次女。 その後コロナ禍で発表会が開催できず、去年からやっと発表会ができるようになった。 去年の発表会では、初舞台なのに緊張する様子もなく、ステージ上で堂々と笑いながら踊っていた次女。 そんな姿を見て、嬉しくなって涙が出てしまった。 「今年はどうかなー」と思ってみていたら、今年も去年同様、楽しそうに笑いながら踊っていて、また涙してしまった。 スポットライトを浴び

          憧れの場所

          子供の私が待っている。

          今日長女が通っていた保育園の前を自転車で通った。 子供たちが園庭で遊んでいて、小さいなーと思った。 私は長女に対して理不尽で不機嫌な親だった。 泣き止まない子供を部屋の外に出したこともある。 とにかく子供の気持ちなんて考えたことなかった。 その頃の私の毎日は「子供のために働かないと」とフルタイムで遠くまで働きに行って、長女を連れて帰ってくるのは19時すぎ。 それから夜ご飯の支度をして、お風呂を貯めてる間にやっと椅子に腰掛ける。 次の日も朝が早いから、お風呂に入れて、寝かし

          子供の私が待っている。

          佐々木先生のこと

          佐々木先生とは、私の小学校4年生と5年生の時の担任の先生。 メガネでぽっちゃりしていて、頭が波平さんみたいな(もうちょっと毛があったかもしれない)当時50代もしかしたら40代の先生だった。 怒ると「ダブルビンタか、シングルビンタ、どっちがいい?」って聞かれてビンタされた。 今となっては体罰だけど、昭和の時代には当たり前だった。 先生は怒ることはあっても、いつもニコニコしていた印象がある。 先生は国語が大好きで、4年生になった時に初めて詩を書かされた。 最初は「詩って何?」っ

          佐々木先生のこと

          お母さんが嫌いだったよ。

          私はもうすぐ50になる主婦だ。高校生と小学生の娘がいる。 優しい旦那さんがいて、ママ友との付き合いも良好。 両親とも仲が悪いわけじゃない。 休日にはお出かけして、家族旅行にも行って、子供の行事に参加して、子供の成長を喜ぶ、周りからも仲良し家族と言われている。 でも私は、ずっと生きづらかった。 子供が生まれてから、特にそう思うようになった。 「私は間違ってるんじゃないか」 「誰かを傷つけるようなことを言ったんじゃないか」 「性格が悪いことがバレてるんじゃないか」 そんなことを

          お母さんが嫌いだったよ。

          プンプンしてしまった話

          今日はバイトの日だった。 日用雑貨店で働いている私。 朝は倉庫から来た荷物を仕分けて品出し、倉庫の整理。その後、開店準備。 そして、お店がオープンすればレジやお客様からの問い合わせに答える。 やることが多岐にわたるので、2年間週3回のバイトでは到底完璧に覚えられない。 今覚えられていることは、やっと全体の3分の1ぐらいだと思う。 今日は洋服の裾上げ対応があった。 レジでパンツの長さを測り、裾上げのレシートを出してお客様にお渡しする。 あまりやったことない仕事だったので、フォ

          プンプンしてしまった話