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欲望の勘違い


宮沢賢治の「アメニモマケズ」
という詩があるがあれは欲を持たない人間になりたいという願望が描かれている。


小学生の時果てしなく読まされていたのでお陰様で
大人になった今でも一行一句覚えている。

あの時は訳も分からず読んでいたけど、
最近ふとあの詩を思い出す事がある。


最近ふと周りを見ると欲望でいっぱいだった事に気づいた。

それはあまりにも未熟で惨めで愚かなものに見えてきた。

だけどその未熟で愚かなものが人間らしいのではないかと思わなくも無い

欲望を無くしたら感情のない人間ばかりになってしまうのではないか、、

いや、欲望と感情はまた違うものなのか。
未熟者の私には分からない。



欲は無く、丈夫な身体をもち、自然を愛し穏やかに過ごしたいと20代で思う私は老婆のようだろうか?

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