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勝手ながらオススメ記事紹介:スズムラ様 夫への想い 推し短歌4

こんにちは、暗夜灯(あやと)です。
孤底人生を歩んでおります。

本日、ご紹介したいのは、54字の物語や短歌や怖い話など、創造的に、かつ精力的に投稿されておられるスズムラ様です。

短歌を読んで
「そりゃそうだ」と思う部分と
「まずかったな」と思う部分の両方の感情が出てきて
短い中に沢山のことが詰まった短歌です。

ぜひ短歌は下記よりご覧ください。


ここからは、わたしがスズムラ様の短歌を読んで自分自身を振り返った感想と現在の近況を書き綴りたいと思います。
短歌をお読みいただいてから、お時間ございましたら、読んでいただけますと幸いです。


常識と結婚

わたしは決して、良い夫ではなかった。
わたしは決して、良い父親ではなかった。
わたしは決して、良い家族の一員でもなかった。

 昔から、将来は家庭を持たないといけないという固定概念にとらわれていて、「レールを歩まなければならない」という一種の日本社会の圧力を受けていたと思う。

「男なら仕事して結婚して子どもを作って、家庭を持つことは常識である」
 そう幼少期より教え込まれた。

 この「男なら」という部分がとても強調されていた。
 もし、これが出来ないようであれば、「お前は男として認められない」ということだった。

 ただ、わたしはかなり結婚に向いていない。
 物心がついた時から、1人で行動し、1人で物事を考え、1人で空想することが好きだった。
 わたしの母からも、「家族のことを考えていない」とよく言われたことを思い出す。

 しかし、中学生になった頃より、周りが付き合ったり、青春を謳歌しているということを見たり聞いたりすると、「みんなと一緒のことをしなければならないのかな」という当時のわたしの周りだけの一般常識が、わたしの取り巻く社会を生きていくために必要だった。
 結婚しなければいけないという概念に縛られてしまった。

 そうして、とても短くまとめると、結婚して娘を授かり、多額の借金が出来て経済困窮し、わたしの性格が歪んで歪みが生じてうつ病になり、離縁した。

懺悔と感謝

 本音というものは、なかなか家族とはいえ、人には言えないもので、「わたしも本音はnoteに今、書いている」次第です。

 元嫁さんがどう思っているのかは窺い知れないのですが、わたし自身は後悔してはいません。

 元嫁さんと出会えたことで、娘と出会えたことも感謝ですし、こんなわたしを支えてくれたことも感謝です。

 今はお互いに違う道を歩んでおりまして、一緒に居た方が良かったのかもしれませんが、今はこの形で良かったんだと思います。

 結婚にも色々なカタチがあっていいもですよね。

優しさと笑顔

 元嫁さんとは、今の方がとても仲の良い関係を築かせていただいています。
 笑顔でお互いの近況に関して、話をすることが出来ています。

 結婚していた時は、生活環境の違いで毎日ギスギスして、些細なことで大喧嘩になっていましたし、会話も娘の話題しかありませんでした。

 今の方が、お互いの話をしていることに驚いています。

 わたしがnoteを1ヶ月前に始めた話をしたのですが、元嫁さんはもっと前からnoteを知っているとのことを聞いて、いかにわたしが彼女のことを知ろうとしない/知らなかったと思わされました。

 本音をnoteに書いているので、恥ずかしい気持ちもあり、元嫁さんのnoteアカウントは聞かないことにしました。


 先日も、娘に会うために、元嫁さんの住んでいる家に赴き、彼女が作ったハーブティーらしいお茶を頂きました。
 一緒に住んでいる時には、勧められても飲んでいなかったのですが、今は素直に飲んでおります。

「独りで大丈夫? ちゃんと食べてる?
 健康には気をつけないと」
 そう言って、元嫁さんがわたしを気遣って、笑顔でハーブティーを出してくれました。

 わたしにはちょっぴり苦いのですが、健康に気を遣ってくれていることに本当に感謝しております。

 元嫁さんが笑顔で出してくれるハーブティーには
とても優しさが包まれていました。

「どうでもいいことなんだけど、生命保険(の受け取り)は、娘の名前でちゃんと出してくれた?」


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#暗夜灯
#弧底人生

note vol: 85

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