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【PJさんの短編小説】お題『1秒の恋』【こんばんはうさちゃん】

『1秒の恋』 約 380文字


「ミーン、ミーン、ミーン…」
 なにやってんの??
「蝉のモノマネ」
 え、なんで蝉のモノマネやってんの??
「蝉って夏の間に、すぐにいなくなるからさ」
 私は、いなくならないよ。
「ほんとに、あっという間なんだよな。もう秋の月が顏を出してしまう」
 うん、すぐに夏が終わって、お月見の季節になっちゃうね。

「お盆の時には、来てくれるかな」
 お盆じゃなくったって、私はキミの傍にいたいよ。
「あいつ、お団子好きだったんだよね。でも、未練を残しちゃダメなんだよな」
 そんなことないよ。いつまでも覚えていて欲しい。
「ほんの短い間だったけど、1秒が何年にも感じたよ」
 私も…
「ありがとう」
 ありがとう…悲しいけど、私、月に召されます。

「満たされた幸せは、いつだって、一瞬で終わる儚いものだけれど、その一瞬の幸せがあるからこそ、ぼくたちは、これからもこの地球の上で生きていけるんじゃないかな」


👆をクリックして、いつきさんの賑やかし帯に飛んでけ~🌛

 PJさんのお題に、勝手に参加しちゃいました🤭
「1秒の恋同盟」でーす🤗💕

 どうしても、ちゃんとした恋のお話が書けないのですけれど、十五夜のお月さんのことを考えていたら、この短編小説ができました。

 小説というより、2人の掛け合い。どのような状況であるかは全く説明せずに、読んでくださる方に委ねようと思います。

 お読みいただきまして、ありがとうございました✨
 お昼寝出来ない、「理生ぽよ」でした😉


 ぽよの力は、素晴らしい✨
 世界が楽しく愉快になってきます🤭

 結局、お昼寝ができない~😭
 朝5時までお酒飲んで起きていて、お昼12時まで寝ちゃったからなのかな~🥒

#1秒の恋

#どんとこい2024秋

#蒼広樹

#挨拶文を楽しもう

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