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初めてのひとり旅こそ出雲にいけ【出雲国旅行記①】

出雲に行きました。
そこはひとり旅にとても優しくてあたたかい街でした。

迷っている人こそ行ってみてほしいと思うから、私のひとり旅日記をお送りします。


目指すは
島根県出雲市。
出雲大社に行きたいのです。



恋愛の縁結びの神様として有名な出雲大社ですが、
私の印象では年に一回、日本中の神様が集まる場所(神在月!)という印象が強く、神話好きなロマンチストにとっては以前から惹かれる場所だったんです。

もちろん、"いいご縁"はいつでもほしい強欲な女ですのでご縁結びも忘れてません。
ということで、仕事の休みがとれた3日間で行くことを決心しました。

そんな28歳独身会社員がいく弾丸無計画出雲旅をお楽しみください。


出雲国旅行記①


1日目。
羽田空港 10:05発 出雲縁むすび空港 11:30着 JAL279便

出雲空港はJALだけが就航しています。
1日5便羽田から出ているので都内からだと仕事終わり駆け込んで最終便(18:20)に乗ることもできそうです。

実は私、コロナ禍以降の飛行機(4年ぶり)だったのでワクワクが止まりませんでした。
興奮して、コーヒー飲みながら短歌詠んじゃってます。

規則正しく並ぶ飛行機と見守る富士山が日本らしくて好き




飛行機が乗り継ぎのため遅れたので12時ごろに出雲空港につきました。こじんまりしてかわいい空港で、荷物も持ち込んでいればすぐ出られます。

空港からの移動手段は、レンタカーやバス。
私は事前に移動手段考えていなかったので、空港で探しました。
レンタカーあるかなあと思っていたら、空港〜出雲大社〜出雲市駅の直通バスを発見。
バスの片道チケットを購入する列ができていたので、一緒に並んでると「パーフェクトチケット」なる広告が。
3日間の一畑電車や一畑バスが乗り放題で4,000円。しかも1〜2月は割引キャンペーンを行っていてなんと半額!私の旅行日程2泊3日乗れて、2000円?!お得すぎる、買います!と即決して列を抜けて到着ロビーカウンターへ。

出雲空港〜出雲大社で片道チケットが900円なので、往復+1区間でも乗れば元取れてしまいます。(島根県さんありがとうございます)


絵馬型のチケット。乗る時に提示します。


硬めの用紙に絵馬風のパーフェクトチケットをもらいました。
お札より一回り小さいけど幅があるので収納はお気をつけくださいね、ツノがでます。
もうすでにご縁の気配をぷんぷん感じながら直通バスに乗車。

実はこのバス、飛行機が遅れたから定刻すぎても待っていてくれてたんです。
本数も人数も多い都内では置いてかれるのが普通すぎてすでにあたたかさを感じた瞬間でした。


バスで40分くらい揺られて出雲大社のエリアへ。
電鉄出雲大社前駅、正門前、出雲大社の順に止まります。
山道を通って出雲大社の目の前に向かいたければ出雲大社前駅、歩かずそのまま出雲大社に入るなら正門前、お土産や駐車場が近い出雲大社、なので目的に合わせて降りるといいと思います。
出雲大社前駅と参道のお店、出雲大社停留所の道の駅のようなお店にはコインロッカーがあるので荷物も預けられます。

私は終点出雲大社で降り、コインロッカーに荷物を預けました。

というのも、出雲大社にお参りする前に行きたい浜があったからです。


出雲大社から15〜20分ほど歩くと見えてきました。

稲佐の浜

旧暦10月10日、全国各地から八百万の神様をお迎えするところ。


私は歩くの大好きてくてく歩いていたけど、まーっすぐだから長く感じるかな?
お天気は晴れていたり、小雨がぱらついてたりして、なかなかに不安定でしたが、だんだんと日本海が見えてくるので、ワクワクしてきました!

出雲大社にお参りする前にこちらの砂をいただき、出雲大社境内の素鵞社に供え、かわりにそこに供えられた砂と交換してもらってから、お参りする流れなんだそう。
そのために先にこちらに寄ったという訳です。

稲佐の浜。風と波がめちゃ強い。




日本海の荒々しさが好きだ〜!
と叫びたくなる海と弁天島。
太平洋側育ちの人間にはとても新鮮でした。

大きな岩に見えるのは実は島です。
その上にちょこんと小さな鳥居と祠がありました。豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているんだそう。


弁天島。昔は潮が引いても近づけなかったらしい。


そしてこの浜の奥には国譲り・国引き神話で有名な屏風岩もあります。
さっそく神話の聖地感をひしひしと感じます…!

砂を拝借し潮風に当たってボーッとしてたら誰もいなくなってました。そういえば歩いてきてる人は誰もすれ違わなかったので、みなさんレンタカーなどで来られるんでしょうね。

あと、夕方が多いと思う。日本海に沈む夕焼け!絶対に次回は見たいと思いました。

砂を拝借した後は出雲大社に戻りますが、この帰り道も、歌舞伎の始祖・出雲阿国の塔やお墓があるので寄り道をしてもいいかも。(数々の歌舞伎役者の名前が刻まれていてそれはまた別に興奮しました)

阿国の塔。階段で10分弱くらい上がります。


記念碑は少し山道を進んだ高台にあるのでそこから見る景色もまた壮大でした。

高台から見える稲佐湾、雲の流れすら壮大に感じます



なんとここまできてまだお昼過ぎなのです。
そんな私が次に向かったのは島根県立古代出雲歴史博物館!
この博物館も古代といいつつ時系列の幅が広くて、尚且つ綺麗だったのでぜひ行ってほしいところ。

そんな博物館の話は第二弾へ続きます。

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