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ひとり旅のふらり旅のススメ【出雲国旅行記③】


まさかの1日目が3記事になるという分割下手っぴ新米ライターあんぬです。

第三弾へようこそお越しくださいました。
皆さまそろそろ私と一緒に旅をしている気分になってきたのではないでしょうか?!
グルメもありますので、お腹が空いてない時に読んでみてくださいね。

前回までの記事はこちらです。


博物館を出てくると、神話の神様が降りてきそうな空が広がっていました。
神話の時代から古代、江戸時代、現代と時代を巡ってきたことが不思議な気分。どの時代もこの神々しい空を見ながら人々は生きていたんだなと思います。

博物館外、広々としていて気持ちいい場所

そんな空を横目に、夕方の気配を察知し、ホテルへ向かいます。
今回の宿は出雲市駅のビジネスホテルを予約していたので出雲大社から移動しなければなりません。

そこで出てくる縁結びパーフェクトチケット。
移動手段に悩めるって、なんだか現地暮らしみたいとワクワクします。バスか電車で悩んだ結果、選ばれたのは電車でした。

一畑電車出雲大社前駅は参道の中間くらいにある駅で、外観からは駅ってわからないくらいおしゃれ。
終点なので、線路が片方しか伸びていないからこそできる、「え、ここ駅なの?」感です。

出雲大社前駅舎


時刻表を確かめてみると、ふむやっぱり。
数十分に1本です。
私の地元は1時間に3本走るのが基準の単線列車&無人駅なので、予想通りという形で特に動揺もしません。待てばいいだけです。(しかも雨風防げるところで待てるなんて天国!)
駅舎の中は思っていた以上におしゃれです。ステンドグラスもはえますね。

駅舎の中は近代的でありおしゃれ!


ちょうど駅の隣にお土産物やさんもついていたので覗いてみることにしました。
するとそこに、お隣のスタイリッシュなお店、日本離れした雰囲気を纏うお店が。
BEAMS JAPAN IZUMOと書かれたお店はBEAMSさんのインバウンド向け(というか日本文化寄り?)の店舗でした。
マーク思いっきり富士山!やっぱり富士山は日本人にも外国人にもささるデザインなんでしょう。

巨大提灯テンションあがります

おちょこやTシャツ、革製品もあったりして普段ののBEAMSをイメージしてると物足りないかもしれませんが、この小物類が可愛い!
私は、IZUMO店限定のサコッシュを買いました。(使いやすくてヘビロテしています!)

真っ黒コーデに映える柔らかピンクサコッシュ



BEAMSを出て奥に向かうと、使われていない列車の展示も。
映画RAILWAYSで登場した日本最古級の列車…!
RAILWAYS観てない!悔しい!!
と思いつつ一通り古い匂いを嗅ぎながら舐めまわしながらみました。


中までじっくり見られる日本最古級の電車


そんなこんなで電車の時間。

現代の一畑電車はこんな感じ。

一畑電車


車内には思わず手を合わせたくなるような存在感のあるしまねっこがいました。

ほら、思わず手を合わせたくなるでしょ?



そこから電車で田園地帯を抜け、乗り換えをして、出雲市内へ。
田んぼのなかを走っていたはずが、いつのまにかモノレールみたいになっていて、繁華街な市内へ到着。

駅のショップ通りのようなところにもヤマトタケルノミコト。出雲の方々は神話マインドを忘れることはありません。

生活感と造形物のミスマッチ感が私は好き


宿泊先のツインリーブスホテル出雲は駅の目の前徒歩30秒くらい。
ホテルの目の前に空港の直通バスもあるので助かります。

ホテルはビジネスホテルですが、シングルルームの大きさくらいが一人旅にはちょうどいいです。壁にかかっていたポストカードたちが可愛かったので撮影。3日間見守ってくれてありがとう。

現在お問い合わせ中。画家さん教えてください。


さて、落ち着いたので晩御飯を探します。
今回の私の旅は目で見て行きたいところに行く、というのが目的だったので、ホテルの方にいただいた地図や街を歩いてお店を決めました。(保険のためにGoogleマップの口コミを見てからお店には入りましたが笑)

そんな私が選んだ1日目の晩御飯は、ホテルの目の前ののどぐろ日本海さん。

旅先、1人で居酒屋、ドキドキ。
そんな気持ちで暖簾をくぐると、元気な店員さんの声。1人で来ている方も見えて、ウェルカム体制整っています…!緊張が楽しみに勝った瞬間。


地元の梅酒に合わせたのは日本海でおなじみのどぐろ。
勝手にノドグロ祭り開催ということで、焼いたのどくろ、のどぐろおにぎり、のどぐろ茶碗蒸しを注文。

のどぐろ、初めて食べたんです。
タンパクな見た目をしていながら脂がのっていて、食べると口の中で溶けてゆく…!
白身魚かと思ったら大間違い!!
まぐろに匹敵するくらいとろけて美味しい魚ですね。
これは食べてみないと分からない。
出会えてよかった、そしてこの味を知ってしまったので私はまたのどぐろを食べに日本海へ行くのだと思います。
そのくらい美味しかった!!

脂が乗ってて美味しいわけですから、加工してもそりゃ美味しいわけです。
茶碗蒸しにしたり、焼きおにぎりに入れてくれたり、そんな贅沢なのどぐろの使い方ある?!と思いながらもおすすめされたものをパクパク食べてゆきます。
日本海の荒波のなかで育った魚は身の締り方も他とは違う気がしてきます。
人生と一緒な気がしてきます。
辛いかもしれないけどもまれるともっと豊かになる…!なんて思ったり(笑)

そんなこんなで、人生初ののどぐろ祭りは大成功をおさめました。

ふきのとうと天ぷらと地酒の梅酒

ちなみにこちらのふきのとうの天ぷらもとっても美味しかったです。2月にいただいたので、早めの春を食べちゃった気持ち。

のどぐろ。サイズを選べるのが嬉しい。


のどぐろ祭り。ごちそうさまでした!



お店が賑わってきた19時ごろ。
ちょうど私はお腹がいっぱいになってきたので締めにしじみの味噌汁をいただいて退散。


全国旅行キャンペーンでしまねっこペイのクーポン(4000円)をいただいていたので実質0円。電子マネーなのでお釣りが出ても大丈夫です。
ペイする時にしーましましましまねっこ♪という歌うのが可愛いです。

わりと大音量なので周りの方にはお気をつけください。(このメロディが忘れられないのに正確に思い出せなくて悔しい!でも一度は聞いてほしい!)



一旦部屋に戻った後に向かった先は、駅の向こうにある温泉。
玉造温泉まで行かない代わりに、温泉チケット付きプランにしていたのです。

出雲駅前らんぷの湯


最終入館が21:30なのが要注意ですが、
吊り下げられたランプがまたいい雰囲気で、それを眺めながらぼーっと温泉に入れる上にとても綺麗な施設でした。
温泉って案外1人でいる方多いので、1人温泉怖いって方もチャレンジしやすいかもしれませんね!サウナもあったのでサウナーさんもぜひ。


実は私、温泉が苦手で、過去に温泉の中で倒れたことが数回あるのですが、周りに人がいる環境なので、気をつけながらもどっぷり堪能できました!

温泉から上がったらコンビニにより、お土産を物色しホテルに戻ります。
歩いて10分もしないので湯冷めする心配もありません。


そして、2日目。
電気も消さずに寝ていた私は起きてびっくり。
なんとなんと、窓の向こうが真っ白い世界になっていますよ…?!

目が覚めたら銀世界



今回はここまでです!
お付き合いいただきありがとうございました^_^

次回、真っ白い世界で向かう先は、やっと行きます出雲大社!!!
そして交通手段にも天候にも翻弄される2日目をお楽しみに!


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