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株&FX 相場の不思議さ フラクタル構造!

はじめに



これ、ある程度理解できてくると、鳥肌立ちます。😲

「フラクタル構造」というのを聞いたことはありますか?

「自己相似性」というそうです。

今日は、このフラクタル構造について、記事にしたいと思います。



1.自然界のフラクタル構造


フラクタル構造の、もう少し分かりやすい説明です。↓↓

図形の全体をいくつかの部分に分解していった時に、全体と同じ形が再現されていく構造

だそうです。

自然界には、フラクタル構造を持つものが、たくさんあります。

例えば、「原子」と「太陽系」

両者は、大きさで考えると、ものすごく差がありますが、似たような構造、つまりフラクタル構造になっています。

原子は、原子核を中心として、ある一定の軌道上に、電子が存在しています。

太陽系は、太陽を中心として、ある一定の軌道上に、惑星が存在しています。

その、太陽系の星々を構成しているのは、言うまでもありませんが、無数の原子ということになります。


人間の感覚では想像もつかないようなミクロの世界と、これまた極端に大きいスケールの太陽系(宇宙)。

これが似たような構造をしているのは、大自然の凄みを感じてしまいます。


2.相場におけるフラクタル構造


フラクタル構造を、相場に当てはめてみます。


相場も、基本的にはフラクタル構造をしていると言われています。

例えば、FXのローソク足 1時間足の1本を考えてみます。


この1時間足の中には、5分足だったら12本、1分足だったら60本入っていることになります。

5分足チャートに、1時間足を手書きで追加

まあ、当たり前なんですが。。

この1時間のローソク足を、分解すると、5分足がチャートを形成していることが分かりますね、ほらフラクタル😅


 また、1時間足・5分足を、それぞれ数十本表示したチャートの形って、似たような形ですよね。

左:5分足チャート  右:1時間足チャート

例えば、上の2つのチャート、
もし、形状以外のすべての情報を伏せて、どちらが5分足か、1時間足かを当てると考えると、たぶん難しいですよね。

似たような形状をしているためです。


 このように、大きなスケールで見た時と、それを分解してみたとき、同じような形に見える

 これがフラクタル構造です。


3.トレードとの向き合い方


相場のフラクタル構造は分かった。
では、分かったらどうすりゃいいの? という話です。

相場は、参加者の総意とよく言われます。

価格は、売りたい人と買いたい人のバランスで決まるわけですが、これが、フラクタル構造を形成してるって、なんか不思議な感じがします。


でもこれは当然のことなのです。


どの時間足でも、似たような形のチャートを描き、トレードは難しくなるように出来ています

今、結構大事なこと言いましたよ。


1分足、5分足、30分足、1時間足では、トレード難しいけど、15分足だけはチョー簡単!

なんてことは、起こらないんですよね。😓


何かしらの偏りが生じていたら、基本的に売買による補正が入ります


なので、どの時間足で見ても、基本的にトレードは難しくなるのです。

逆に、そういう偏りの瞬間を見つけられたら、相場で勝ちやすくなるとも言えますね。


一般的に、長い時間足のほうが、ややテクニカルが効きやすくなります

しかし、長い時間足のほうが、「待たなければならない」という別の試練が加わります。


総合的に判断すると、やはり、どの時間軸も難しくなるのかな!? という感じですね。


こう考えると、相場ってよく出来ているな~と思います。

お金の奪い合いの場ですもんね。

簡単に勝てるようには出来ていない。


こういう構造を知ると、相場に対しては、舐めてかかったらいけないなぁと思うし、根拠のないことはやってはいけないのだなぁと改めて思います。

やはり、過去検証を行う事と、ルールを守ることが大事!!

その大切さが少しでも伝われば、嬉しく思います。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
感謝😌


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