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山の雑木で堆肥を積んでみた その2

 少し前に、山里に住む親戚から山の雑木を切って枝葉をチップにしたものを大量にもらって堆肥にした記事を書きました。今回はその途中経過です。

 仕込んでから10日程たった頃の様子です。白カビが先ずは易分解物質をどんどん分解して自分で発熱して、その熱によって自分自身が死滅するという何とも皮肉なことが起きていて、しかもその発酵熱が水分を奪って材料がカラカラに乾いて発酵が止まっています。

被せておいたシートをめくるとこんな感じ。白カビが発生したままでカラカラに乾いてます。
そこでホースで水を撒いて加水をするのですが、乾きすぎていて下まで充分にしみこみません。
というわけで、少し加水してはフォークでかき混ぜるを繰り返し、しっかり全体を湿らせながら
隣のスペースに積み直しました。まだ常緑樹の葉は緑色をしているものがありますね。

 さあ、ここから先は嫌気高温性の放線菌の出番ですので、今回は通気性を確保せずに山積みにしております。
 というわけで、再び温度が上昇しだしたらいよいよセルロース分解期に突入です。

 がんばってもらいましょう。

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