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イチゴの季節となりました その2

 前回の記事の続きです。(^^)

今年も草むらで採れたイチゴをありがたくいただきます。(^o^)

 さて、私が子どもの頃、ばあちゃんが畑にイチゴをたくさん作っていて、この季節になると大きなカゴを持って毎日遠くの畑までイチゴ摘みに行くのが私たち兄妹の仕事でした。
 楽しかっただろって?いいえ。それが違うんです。摘んでも摘んでも膨大な数のイチゴが毎日赤くなるわけで、ものすごく苦痛だった思い出しかありません。私たちは密かに「地獄のイチゴ摘み」と呼んでいました。
 ですから、「お金を出してイチゴ狩りに行く人の気が知れん!」と本気で思ってました。www

イチゴの果汁に含まれるペクチンでトロリと凝固したイチゴミルクはものすごく美味しい!

 さて、そんなことで毎日どっさりと採れるイチゴを大量消費すべく、大きな鍋でイチゴジャムを作るのも例年の行事でしたが、何と言っても圧巻は丼に山盛りのイチゴをフォークで潰して、砂糖と牛乳をたっぷりかけて食べるイチゴミルク。いくら食べても叱られないのをいいことに、兄妹全員が丼でおかわりしてました。w
 ちなみに世の中にはイチゴにコンデンスミルクをかける食べ方もありますが、我家ではあれは邪道とされております。それにしても、よく考えたらイチゴに牛乳をかけるってありえない取り合わせ。これを思いついた人は天才だと思うな。(^^)

 で、小学生の私がいろいろ試して会得したイチゴミルクの必殺裏技は、イチゴをフォークでいい加減に潰すこと。しっかり潰すよりイチゴの果肉を半分残したくらいが食感がよくてうんと美味しいんですよ。みなさん、どうぞ一度お試しあれ。www


 思えば、私はあの丼で食べる豪快なイチゴミルクをもう一度作ってみたくて、この畑にイチゴを植えたのでした。今年はランナーを伸ばして、もう少し株を殖やしましょうかね。

 でも、地獄のイチゴ摘みはしたくないなあ。(^^;)

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