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プロと一緒に服を買う(という経験を買った話)

先日、夫にゴリゴリ推されてファッションアテンダントというサービスに申し込んでみた。

noteもあります。

ざっくり言えばセンスの良い人が自分の希望の場所で服を買うのに同行してくれるというもの。(買わずに見るだけでも大丈夫)

放っておくとカジュアルな服しか買わず、気に入ると相当クタクタになっても同じ服を着ている私を見かねて夫が見つけてきたサービスだ。
少し前から「こういうのがあるよ」みたいに言われていたが、「へー」で済ましていたら「この日なら、娘の面倒は俺が見てるから行ってきて!」と予定まで組まれた。(夫のこういうところ、すごい)


ファッションアテンダントサービスで感じたこと徒然

そういうわけで、具体的な「これ買ったよ」みたいな話の前に初のファッションアテンダントさんとの買い物体験で感じた事を書いていきたいと思う。

1.オシャレな人は眼福を与えてくれる

アテンダントさんとの待ち合わせは二子玉川駅隣接のカフェ。
今回はこちらのKEIKOさんにお願いした。

LINEでカフェにほぼ同着したのが判明したので軽く店内を見渡すと…
「あ、絶対あの人だ」とすぐ分かった。黄色いブラウスにゴールドのカーディガン。整ったシルエット。
事前にページを見ていたのを抜きにしても、すぐに目が行った。だってオシャレなんだもん!
お互い飲み物を頼んで対面で座ってもやっぱりオシャレ。綺麗。見てて幸せ。
「オシャレな人は、そこにいるだけで周囲の人の幸せに貢献している」
これはこの日1番の学びと言っても良い。

2.TPOと趣味は別である

今回の買い物の目的は「高級レストランに耐えうる服を買うこと」。
好みのままに歩けばあっという間に「いつもの私」の出来上がり。ここにアテンダントサービスを利用した最大の理由がある。
すなわち私の「好き」の前にKEIKOさんに「TPO」及び「似合う・似合わない」を考慮してもらうのである。
放っとくとすぐ「チェック柄」「ローゲージのニット」「緑色」に吸い寄せられる私。
しかし高級感・きちんと感・年齢などを考慮するなら「透け感」「光る素材(金や銀等)」「暖色や明るい色」の選択がベター。
そのあたり、しっかり舵取りをして頂いた。
結果、びっくりするくらい「いつもなら絶対買わない服だけど似合うもの」を買うことができたと思う。

3.何はなくともサイズ感

見出しのままだが、これはもう絶対であると思っている。
なので基本的に服も靴も通販はしない。「〇〇すれば着れる」等、条件付きの服など着なくなるのは目に見えている。着てみて違和感が何かあるなら、それはもうサイズが合っていないのだ。
そしてサイズぴったりの服って、実はそうそう無い。この日も3時間ずっと洋服を見て歩いたが、自分的には「感動的にぴったり!」は2点(黒スカートとレザージャケット)。これはもちろん購入。
白のオールインワンと黒ブラウスは、普段着ないもの過ぎて上の2点ほど「ぴったり!」なのか分からなかったが、これはKEIKOさんを信じて購入。
ちょっと着るのにドキドキしそうだけど、そういうものを敢えて買うためのプロである。

そして小柄なので、XSや0号から揃ってる店を教えてもらえたのもとても良かった。これもプロの御業である。

4.服を買うって、時間がかかる

今回、3時間で頭から爪先までフルコーディネートを2パターン買うつもりでいた。
結果、全然無理w。
良いものを買えたとは思っているけど、この日買ったものだと黒ブラウス+黒スカートにレザージャケットかな…?オールインワンにもレザージャケットでいいかな? でもやっぱりカーディガンや重ね着用の薄手ニットも欲しかったかなぁ。というか靴!靴を買えてない!!
という逡巡はだいぶある。
家で一度一人ファッションショーをした後、買い足しアイテムを検討したい。
とはいえ、買い物する場所を熟知してる人と共に行動しているので時間のロスはかなり少ない。
この効率性は、お金を出す価値が十分あると思う。

5.服を買うって、お金もかかる…けど

予算5万円はだいぶ気合を入れた値段のつもりだった…が。
いい服は高い。
今回は10万円以上もするようなワンピースも袖を通したが、もちろん買えない。(経験としては面白かったけど)
なので、今回は1点豪華主義。これは!と思った黒スカートに予算の半分をつぎ込み、その他のアイテムはもう少し安いお店で探すことにした。
今回、古着屋も案内していただいたのだが良いものを安く買えて大満足。どうしても1点ものになるので博打にはなるが、ちょこちょこ覗くのも楽しそうだ。
何もかもを高級な店でそろえるのは難しくても、お金の掛け方・アイテムの探し方次第で満足いく買い物はできできるはずだ。

6.まとめ

というわけで、学びと収穫の多い3時間であった。
服は自己表現の1つ。
これを機にワードローブの整理もしたくなった。
手持ちの服に偏りがある、何を着れば良いか分からない、買い物できる場所を知らない等々の方は、一度アテンダントさんと買い物に行くのもとても良いと思う。

この日の買い物の様子をKEIKOさんがレポートに書いてくれているので、ご興味ある方はどうぞ!

最後に。
服を買うのって、楽しい!

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