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眠れなくなるほど面白い 自律神経の話

●はじまり
シリーズ累計発行部数100万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!

メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。
人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方。
さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。

原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など。

病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…
という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。


本の紹介と引用元

タイトル:眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話
著者:小林弘幸(敬省略)
発売日:2020/2/22
本の長さ:125ページ
販売価格:935円(単行本)
※Amazon参照

【実際に読みたい人向け】
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【こんな人におすすめ】
・原因不明の体の不調を改善させたい
・最近倦怠感や夜寝れなかったり便通がよくない


自律神経が乱れていると体調が優れない

最近体調が悪い。
朝は眠いのに夜は目が冴えて眠れない。
昼過ぎまで眠くて便通もよくない。

「もう最悪」と思っているこの本をおすすめしたい。

その体調が悪い理由は、自律神経が乱れている恐れがある。
そこで自律神経について詳しく解説していく。


自律神経とは?

まず「自律神経とはなにか?」だ。
内蔵で食べ物を消化したり心臓を動かして血液を全身へ送ったり、呼吸をしたり体温調整をするなど生命の維持に必要な働きをするもの。

簡単に言うと自律神経は、心臓や内蔵、肺を動かしているわけだ。
意識的にではなく無意識に動いてくれていることを言う。

この自律神経には、交感神経と副交感神経の2つで構成されている。
交感神経とは、アクティブで活動的なときに働く神経のこと。
副交感神経とは、リラックスして落ち着きたいときに働く神経のこと。

車で例えると、アクセルの役割をするのが交感神経でブレーキの役割をするのが副交感神経。

交感神経が優位になると血管が収縮して心身ともに興奮状態になる。
副交感神経が優位になると欠陥が緩みリラックスした状態になる。

この2つの神経がバランスよく交互に働くことによって血液がしっかりと全身へ送られ、心臓や腸の動きが活発になる。
その結果、朝から元気に活動できるし、夜はリラックスしてぐっすりと眠れるというわけ。

だけど、朝に眠くて夜に目が冴える人は、自律神経が乱れている。

自律神経が乱れると、呼吸や内蔵の動きが悪くなり血流も悪くなって、疲れが取れないとか不眠だとか便通が悪くなったりする。


自律神経を乱す原因とは?

では、「なぜ自律神経が乱れてしまったのか?」だ。
自律神経を乱す原因は、ストレスや夜ふかし、激務、喫煙、激しい運動など。

やはりストレスが主力を締めてしまうだろう。

テストとか部活の大会の前に大きなストレスがかかるとお腹が痛くなる人いないですか。
もしくは、会社の人間関係のストレスで夜に眠れなくなったり。

あれはまさに、自律神経が乱れている状態だ。
ストレスが自律神経を乱して体を不調にする。

神経とは、「心と体を繋げているもの」だから。

仕事や人間関係で強いストレスを受けて自律神経のバランスが崩れると脳や心臓、肺胃腸などの機能が悪くなって体が重くなる。
また、疲れを感じたり夜眠れなくなったり記憶力や判断力が低下して下痢や便秘、肌や髪、爪などがボロボロになる。

ストレスは怖い。

逆に心の状態が良ければ、体の調子も良くなっていくというわけだ。

そう、心と体は繋がっている。


自律神経のために朝できること

では、「自律神経をどう整えるか」だ。
ここでは、朝・昼・夜の3つに分けて自律神経を整える方法を説明していく。

まず「朝に自律神経を整える方法」だ。
朝早く起きて太陽の光を浴びよう。
太陽の光を浴びれば、体に朝が来たことを気がつかせることができる。
夜にどれだけ夜ふかしをしても朝に太陽の光を浴びることで、体内時計のリズムを整えることができる。

朝起きたら水を必ず1杯飲んだほうがいい。
水を飲むことは、自律神経を整える効果がある。
特に朝1杯の水は最も重要と言われており、眠っている胃腸を起こして自律神経のスイッチをオンに切り替えることができる。
できれば1日に2リットルの水を飲むと、より健康的になれる。

そしてしっかりと朝食をとることも大事。
これも自律神経にとって重要なこと。

できれば朝にバタバタしてストレスを溜めないように、30分早く余裕を持って起きるといい。


自律神経のために昼できること

次に「昼に自律神経を整える方法」だ。
これも3つある。

毎日必ず15分〜30分のウォーキングをした方がいい。
ランニングの方がいいと思われがちだがそれは違う。
自律神経のことを考えるなら、ランニングなどの激しい運動はかえって自律神経を乱すことがあるから注意が必要。
通学、通勤時間に工夫して1駅歩くでもいい。

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