杏ジャム55歳 生まれて初めて「婦人画報」を買ってみた。

こんにちは。杏ジャムです。

先日、久しぶりに書店に行き、何とはなしにウロウロしていると目に留まった一冊の雑誌。
それが「婦人画報 7月号」でした。

特集は 【いま、欲しい 手仕事】

こぎん刺しを始めて1年とちょっと。
自分も手仕事をしているからなのか、それとも別の理由なのかはわからないけれど、何かに惹かれて買って帰ることにしました。

それまで婦人画報と言えば❝すごいマダムが読む雑誌❝というイメージで
自分とは全く縁のないものだと思っていたので
こんな日が来るとは正直驚きでした。

とても重くてどっしりとした雑誌にプライドすら感じながらも
パラパラとめくっていくと
やはり自分とは縁遠い世界の広がりを感じました。

その一つがジュエリー。宝石です。
女性に生まれながらも、全く石に興味のない私。
美しいとは思いながらも、欲しいとは思わないそんな私。
まぁ多分、似合わないって思いこんでいるからかもしれないけれど。
小さい石は好きなんだけどね。

でも写真もモデルさんもとても美しく
普段触れることのない世界を見ることも、視野を広げるには相応しく
美しいものはなおさら心を豊かにするのだなぁと感じました。

いつもならここで「やっぱ違う」と閉じてしまうのですが
今回は読み進んでいくことに成功し
なんていうか・・・全体を通して、美術館を一年分巡ったような
すごく静寂でありながら新たな出会いに巡り合えたような
そんな感覚がしたんですよね。
まさに「画報」そのものを体感したのであります。
とても美しい一冊でありました。

興味がないことと、無関心なことは別なのかな。
今、興味がないと感じていても、縁があれば知ってみることも大切ですよね。知らない世界に触れてみることで、新しい発見が随分とあるものだと思いました。高円宮妃久子殿下の連載を拝読できたのも、そんな機会は今までなかったので嬉しかったし。

そして中には身近な健康の情報とか、お花やパフェの特集などもあり
決して別世界ではないことも教えてくれました。

そういう意味で本当に買ってよかった。と思うのであります。
年を重ねるとだんだん頭も固くなっていくので
新しいものに出会うって貴重ですよね。

そして、このようなクオリティの高い雑誌が毎月発行されていることに
心から敬意を表します。
ありがとうございました。

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