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フランスひとり旅④トゥールーズとアルビ

気がついたら、はや10月中旬。
帰国までのカウントダウンが迫ってきていて、
「まだやり残したことがある〜!」
と半ば焦り気味のアンヌです。

さて、かなり経ってしまいましたが
引き続きフランスひとり旅の
続編を書いていきます。

ひとり旅の4日目と5日目は、
トゥールーズに宿をとりました。

2日間ホテルをとったのは、
近郊の街に行きたかったから。

トゥールーズにくる途中の電車の中で
おすすめの観光スポットや美術館を
ネットで探していたのですが、

いざ来てみると、
美術館は工事中やらなんやらで
やっておりませんでした…

とりあえず、街をぶらぶら。

薔薇色の街、トゥールーズ。
街を歩くだけでも
ロマンティックな気分になれます。

サン=セルナン・バジリカ。
こんな間近で祭壇をみれるのは珍しいので、
思わず撮ってしまいました。

また、トゥールーズには
日本庭園があります。

建物もあって、
結構しっかりと再現されています。

今までの街にも、けっこう
Jardin Botanique(植物園)があったのですが、
どこの街の植物園も、とっても素敵。

いつも旅の疲れを癒してくれる場所でした。


旅の4日目で、天気も悪く、
毎日2万歩以上歩いていたものだから

流石に足が痛くなってきたのと、
異常な眠気で、

この日は早めにホテルに戻りました。


2日目は、
最初はカルカッソンヌに行く予定でしたが、
疲れが溜まっていて、
癒されたかったので、

友達の勧めてくれた、
Albi(アルビ)という街にきました。

ここは、
ムーラン・ルージュなどの
ポスターを描いた

有名な芸術家、
トゥールーズ=ロートレックの故郷。

彼の名を冠する美術館を目当てに
やってきました。

あまり下調べもせず
やってきたのですが、

この街には、
美しいものが多すぎて
感動のため息が何度出たことか。

まず、最初に来たのが美術館の隣にある、
Palais de la Berbie パレ・ド・ラ・ベルビ。


昔、お城だった建物の一部が残っており、
そのお城の一部が
ロートレック美術館になっているのですが、

お城の庭園が非常に美しくて、
思わず「わぁ…」と
声が出てしまいました。

また、お城からは庭園だけではなく、
川と、その対岸沿いの景色が
見渡せたのでした。

そこで写真を撮っていると、
スペイン語を喋る女の子たちのグループの一人に、

フランス語で「写真を撮ってもらえる?」
と声をかけられました。

撮ってあげると、
「あなたのも撮ってあげるよ!」と言われ、

なぜか
「よかったら一緒に撮ろう」という話になり、
女の子たちと一緒に撮ることに。

とっても素敵な人たちだなあと
心がぽかぽかした状態で
私は中庭を後にし、美術館を見学しました。

その後、美術館の近くにある
聖セシリア大聖堂へ。

予備知識もなく、フラッと立ち寄ったのですが
あまりにも美しい内装に、
再び大きく心を動かされました…

みたことのない色使い。
天井の柄まで工夫を凝らされた内装。

「アルビってこんなに綺麗なんだ…」と
疲れも吹っ飛びました。

帰りの電車で、
また思わぬ出来事がありました。

トゥールーズで電車を降りたところ、
先ほど写真を撮った女の子たちと
再会したのです!

日本から旅行にきた、ということを伝えると
「今夜空いてる?
よかったら一緒にご飯食べない?」
と誘ってくれたのです。

ホテルに帰って、着替えてから
一緒にご飯を食べました。

その子は、コロンビア人で、
フランスで何年も学んでいるそう。

また、そこにはその子たちの友達の
フランス人の男の子がいました。

彼のお父さんは日本で働いていて、

この夏、
会いに日本に行ってきた
ばかりだということで、
さらに話ははずみました。

一緒にクラブへ行くことを誘われましたが、
流石にくたくた。

次の日も朝が早いし、ということで
断ってしまいました。

思いがけない、素敵な出会いと街に恵まれた
2日目。

そして、
この旅をして気づきました。

私が好きなのは大きな街ではなくて、
小さめの町なんだと。

そして、自然が本当に
大好きなんだとわかりました。

私が心を動かされるのって、
大きな街にはあまりなくて、

バイヨンヌやアルビのような
すごく大きいわけではない、
ちょっと小さめの街が好きなんだなあ。

いい発見でした。

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