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Open AI 動画作成サービス『SORA』のイノベーションとエンタメ業界

たまたまTwitter(X)でオススメに上がってきたOpen AI動画作成サービスSORAが爆誕した。というツイートを見かけたので、興味本位で見てみたら、ものすごいハイクオリティな動画(約1分間)に目を奪われた。衝撃だった。つい先日まで私たちはAI写真作成サービスにキャッキャしていなかっただろうか?

何がすごいって文字で指定して映像を作れると言うところ。プロンプがしっかり書けていたら、それらしい映像が作れてしまう。実写化なんかしなくても、原作があれば映像化が簡単にできてしまう世界が、すぐそこに来ているのかもしれない。

現実とAIの境界線がわからなくなって、どれがホンモノでニセモノなのかも素人には見分けがつかなくなってくるだろう。AIの進化って本当に早くて、あっという間にエンタメ業界すら塗り替えてしまうのかもしれない。

これを最初に観て感じたことは、動画作成が苦手な私にとってはとてもありがたいものになりそうだと言うこと。アイデアさえあれば映像化できるのであれば、素材を沢山撮影して、切って貼って、音をつけてという作業をする必要が一切なくなる。誰もが簡単に、動画を作成することができる世の中ってちょっと素晴らしいことなのではないか。ただ、AIが動画まで作成してしまう時代に入ったとなると、これまで動画作成を生業にしていた人たちは、仕事にならなくなるだろう。

あっという間にChatGPTが人々のアシスタントをするようになったのを見ると、SORAはもっと進化して、より自然に、そして少しずつ時間が長くなっていくのは自明である。今はまだ最大1分で、背景が文字化けを起こしたりしているものが見受けられるが、滑らかな動きだと感じる。とても画期的なイノベーションに違いない。

今後、どのようにして映像業界の人々と共存していくのだろうか。短さから言えば、CMなんかに使われるのが意外と早いかもしれない。全編AIで作る映画が出てきたりだとか。それと俳優たちとの棲み分けだったりが問題にはなってきそうである。VRのライバーが流行っているのであればそのうちAIタレントが出てきてもおかしくない。実際静止画であれば既にAIタレントもいるだろう。ターミネーターで見ていた世界が近づいてきているのかもしれない。イノベーションによって、人々の生活はより充実したものになってゆく。今後もAI業界から目が離せない。

愛澤アン

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