ゴシップガール#1から学ぶ英語フレーズ11
さて、今日からnoteで初めてマガジンを書き始めます。
その名も、海外ドラマで「あんな英語こんな英語」。
海外ドラマを通じて、英語に触れるという連載です。
今年の4月から、Voicyという音声メディアで「坪井安奈のあんな英語こんな英語」という番組を毎日配信していて、ありがたいことにたくさんの方に聴いていただいています。
そんななか、「音声だけでなく、テキストでもほしい!」というコメントをいただき、何かできないかなーと思っていたところ、今回の企画に行き着きました。
英語を学びたいという人は、私の周りだけを見ても最近ますます増えているように感じます。
でも、英会話教室に通ったり、机に座って勉強するのは、少しハードルが高いし、続かない!という人もいるのではないでしょうか。
もちろん、そういった方法で学べる英語もありますが、まずは英語への抵抗感をなくすことが一番大切だと私は思っています。
なので、このマガジンでは、一緒にドラマを追いながら楽しく英語に触れるというのが最大のゴールです。
今回、題材として選んだ海外ドラマは『ゴシップガール』。
今更感もありますが・・・
ゴシップガールを選んだ理由は、単純に私がニューヨークが大好きで、観返したかったから(笑)。
昔ハマって観ていたんですが、どのシーズンまで観たか、完全に忘れてしまったんですよねぇ。
ということで、英語の勉強を兼ねて、最初から観ようと思ったわけです。
海外ドラマは完結まですごく長いけど、英語の勉強になるなら少しは罪悪感も減りますよね(笑)。
ではでは、前置きはこのくらいにして、さっそく始めていきましょう。
今日は、ゴシップガールのSeason 1 / Episode 1より、11のフレーズをご紹介します。
(※日本語訳は私の意訳です。Netflix Singaporeにて英語字幕で観ているので、実際の日本語版の字幕とは一致しません)
1. グランドセントラル駅でセリーナを発見 。
see for yourselves = その目で見てみて!
今日ご紹介する1つ目の表現は、see for yourselvesです。
ゴシップガールの有名なロケ地といえば、エピソード1の冒頭で登場するグランドセントラルの駅ですよね。
セリーナがNYに戻ってきたという情報を聞きつけ、ゴシップガールに証拠写真が投稿されたシーンで、see for yourselvesという表現が出てきます。
直訳すると「あなた自身のために見る」ですが、ここでは、「セリーナが戻ってきた!信じられないなら、自分の目で見てみて」という意味で使われています。
2. ダンとジェニーが父と再会。
you made it = よく来たね!
2つ目は、you made it.
子どもが何かを成し遂げた時などに「よくできたね!」「やったね!」と褒める場面で使われることの多いこのフレーズ。
ここでは、休暇中に帰省した二人に対して、「よく来たね!」という意味で使われています。
日常的にも使いやすいフレーズです。
3. 再会直後にダンが一言。
I'm starving = 腹減って死にそう
父と再会した直後、ダンはI’m starvingと言います。
starveは「飢える、飢え死にする」という単語。
つまり、「はらぺこ」「お腹が空いて死にそう」ということですね。
hungryよりも、さらに渇望している様子が伝えられる表現です。
4. セリーナとブレアの関係は…
they're BFFs = 2人はズッ友
ゴシップガールの2大主人公と言えるセリーナとブレア。
この2人について、ドラマ内ではthey're BFFsと紹介されます。
BBFは、Best Friend Foreverの略。
永遠のベストフレンド。つまりは、親友ですね。
#BBFと 、インスタのハッシュタグなどでも見かけますが、実際には10代など若い子たちが使う言葉のようです。
日本でいうと、プリクラに心友とかズッ友って書いてたようなイメージですかね(笑)。
5. ネイトを誘い出すブレア
can I borrow you? = ちょっと来て?
パーティー会場でブレアがネイトを誘い出す際に、Nate, can I borrow you?という表現が出てきます。
「ネイト、あなたを借りられますか?」という直訳から、「ちょっと来て?」「ちょっといい?」という意味になります。
ブレアの小悪魔感が漂うオシャレな言い方ですね。
6. ブレアがネイトにささやく愛の言葉
always have, always will = 今までも、これからも
これは、私も初めて知った表現。
直訳ではなかなか意味を理解しづらいですが、haveが現在を、willが未来を表す構成になっています。
always ~, always ~とリズムを作っているところも面白い。
英語って、こういう表現がオシャレなんですよねぇ。
7. ブレアと別れたいネイトに父が一言。
not in business = 知ったこっちゃない
ブレアと別れたいと思っているネイト。しかし、ビジネス上、2人には仲良くしていてもらいたいお父さんから、not in business.という言葉が飛び出します。
これは、「知ったこっちゃない」「関係ない」という表現。
同じようにbusinessを使って、
non of your business=あんたに関係ないでしょ
という表現もよく使われます。
8. パーティーに行かないセリーナにママびっくり。
Blair's throwing it = ブレア主催よ!?
Kiss & Lipパーティーに出席しないというセリーナに対して、ママがBlair is throwing itと驚きます。
throwは通常、「投げる」という意味ですが、throw a partyで「パーティーを開く」という意味になります。
throwの他に、「開催する」と言いたい時には、hold(hold a party=パーティーを開催する)が使われることも多いです。
9. パーティーでジェニーに目をつけたチャック。
who's the newbie? = あの新入り誰?
newbieというのは、「初心者」「新参者」を表す言葉。
つまり、ここでは「新入り」ですね。
新入りって、ちょっと言葉が古い気もしますが(笑)。
私がシンガポールで通っているヨガのwebサイトにも、「初めての方」というメニューにはnewbieと書かれていました。
10. 早く到着した2人を気にするルーファス。
It's gonna be a while=まだ時間かかるよ
ライブ会場に早く到着したセリーナとダンに対して、ダンの父(ルーファス)が一言、It's gonna be a while.
whileというのは、しばらくの時間を表す表現。
つまり、「まだしばらく時間がかかるよ」という意味になります。
日常的に使えるフレーズなので、リズムで覚えてしまうのがオススメです。
11. セリーナとダンの初デート。誘ったのは?
Technically, you asked me out=誘ったのは君の方だよ
ダンがセリーナに「デートに誘ったのは君だよ」というシーン。
ここで注目したいのは、Technicallyです。
このシーンでのTechnicallyは、前後の文脈からも想像できるように、「技術的に」という意味では使われていません。
実は、Technicallyには「厳密に言えば」という意味もあるのです。
個人的には、Actually=実際には を使う方が一般的かなと思いましたが、あえてTechnicallyのような単語を使うところが知性派のダンらしいなとも思ったり(笑)。
ということで、今回はゴシップガールSeason 1 / Episode 1より、11のフレーズをご紹介しました。
あーーーゴシップガールを観ると、NYに行きたくなりますね。
NYの英語はスピードが速いことで有名なんですが、ゴシップガールの英語もなかなかの速さ。
リスニングの強化にももってこいだと思います。
See you soon. xoxo.
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