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我が家は小4ではなく小2の壁だった

こんにちは、あんなです。

私の職場では定期的にランチ会が実施されるのですが、今日同じメンバーだった同僚のワーママと子供の話になりました。

ちなみに私はランチ会がとても苦手で、これも今の職場を辞めたい一因なのですが、それはまあ置いとくとして。

その同僚の子は私と同じ小学4年生。学年が上がったら優しい先生が担任になったせいか、クラスが荒れだしてしまい、その子も色んな問題行動を起こすようになったんだとか。学童や学校の先生から毎日のように電話がきて、悩んでいるとのこと。

一般的にも小4の壁という言葉があるように、9歳~10歳の間は子供も非常に多感な時期で、トラブルが起こりやすいのはよく知られた話ですが…実際に起こるとやはりうろたえてしまいますよね。

「あんなさんの子はそういうことないですか?」

と聞かれて思い浮かんだのは2年前、息子が2年生だったころのこと。

毎日電話がかかってきた

毎日のように担任の先生から電話がかかってきて、決まって「息子君、今日も授業中落ち着きがなく騒いでいました」「息子君、今日も教室から出て行ってしまいました」と言われていました。

その時は家でも様子がおかしくて、ちょっとしたことで涙ぐんだり不貞腐れたり…。

息子に話を聞くと、あるお友達が急に周囲に暴言を吐くようになってしまい、それに反応した周りの子が暴言を言い返すようになり、教室が暴言で溢れていた時期があったそう。

優しい子や女の子は学校に行きたくないと休んだり、暴言を聞こえなくするようヘッドホンをつける子もいたんだとか。今こうして文字に書き起こしてみると、完全におかしい。学級崩壊ですよね。

「汚い言葉を聞きたくないから、そういう言葉が飛び交うと落ち着かなくて騒いでしまう、教室にいられなくなってしまう。俺はみんな大好きだからみんなで仲良くしたいのに…それは無理なのかな?」

息子はそう悲しそうに言っていて、私も胸が苦しくなったのを覚えています。

解決のために試したこと

とはいえ、息子も暴言を言い返したこともあったそうで。どんな理由があったとしても、じっと我慢している他のクラスメイトに対して迷惑をかけたのは事実。そこはしっかりと伝えました。

同じ状況でもじっと我慢している子もいる中で、あなたが暴言を吐いたことは褒められることではない。暴言を聴きたくない子、授業を静かに受けたい子にとってみれば、あなたも加害者と同じだ。

私は息子が嫌な言葉を投げかけられたらとても悲しい。息子のことが大好きだから。他の子にも、そんな風に愛してくれる家族がいることを分かってほしい。

ということを伝えました。

その上で落ち着かない気持ちになった時にどうしよう?ということを一緒に考え、色々と試してみることにしました。

①先生に言ってから、廊下(または保健室)に出させてもらう

勝手に出るんじゃなくて、「落ち着かないので廊下(保健室)に行かせてください」と言ってから行こうねと約束しました。

②計算のプリントを解いてみる

息子に、どうしたら気持ちが落ち着くと思う?と聞いたところ、「計算すると集中できるから、プリントを持っていきたい」と答えがあったので、家で計算プリントをコピーして持たせました。

両方とも先生と相談し、気持ちを落ち着かせるために認めてくださいとお願いし、了承してもらえました。

先生が、「息子君が自分で考えたことを試してみましょう!」と言ってくださったことに救われました。

試した結果・・・

息子と相談して上記の2つを試した結果、正直なところめだって良い効果はありませんでした。

ただ、先生が許可してくださったおかげで、「自分で考えたことを試してみる」経験ができたことは息子にとって良い経験になったようでした。

「今日はプリントを3枚やったよ」
という日もあれば
「プリントはやらなかったけど、我慢できたよ」
という日もあったり

プリントをお守りに、自分の心をコントロールしようと努力する姿勢がみられるようになりました。

そんなこんなで、夏ごろから冬にかけて荒れに荒れた時期はどこへやら。冬の終わりにはすっかり落ち着いていたのでした。

ここで、もし担任の先生が「決まりだから、授業に関係ないプリントは持ってこないでください」と言っていたら…結果は違っていたのかなと思います。

結局落ち着いたのは

最終的に落ち着いたのは、3年生になってクラス替えがあってから。3→4でクラス替えはないので、今年も同じメンバーです。

今のクラスは穏やかな子ばかりですごく良い雰囲気なんだって。懇談会でも、他の親御さんからそういう話を沢山聞きました。

結局、クラスガチャ?と思わなくもないし、元々このメンバーだったらあんなこと起こらなかったのかな?とか無意味なことを考えてしまいます。
けれど、「自分一人ではどうしようもないこと」を経験できたのは良かったかな~とも思います。ま、過ぎ去ってみれば、ですけどね。

ちなみに当の息子は、「2年生の頃の俺はヤバかったよね笑」とたびたび話題に出してネタにしています。そのメンタルがあれば今後は大丈夫でしょう。

モンペかもしれないけど…

ここからは息子にも言えない内緒の話。

息子は2年生の頃に荒れていた子と仲が良く、今でも放課後によく遊んでいます。クラスが分かれても、です。

私はちょっとそこに不安を抱いていて、正直なところ、あまり仲良くしてほしくないなぁなんて思っています。私のモットーは「沈黙は金なり」と「君子危うきに近寄らず」なので。
やっぱり何かあったことのことを考えると、心配なんですよね。

でもその子も今は落ち着いていて、他人に迷惑をかけることや危ないことはしていないと聞いているので、ぐっと我慢しています。


タイトルに戻ります。

小4はギャングエイジとも呼ばれ、とにかく問題行動が目立つ時期でもありますが、我が子は今現在は全く問題なし。穏やかにルールを守って生活しています。

ただ、小2のときはものすごく荒れていて、手が付けられなった。

ネットでは小1の壁、小4の壁なんていろいろ言われていますが、結局はその子の性質で壁があるかどうか、いつ壁ができるかは分からないんですよね…。

個人的に、子供はいつかどこかのタイミングで絶対に壁にぶち当たると思っています。

同僚の子は多分今で、私の息子は2年前。

下の子の壁はいつになるんだろうな。心配だけど、親としてできる限りのアドバイスはしてあげたいなと思ってます


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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