見出し画像

我が家から消えたモノ#2【合成洗剤】

自分にとって、家族にとって、快適な暮らしを追求していたら、SDGsに繋がっていた我が家の暮らし。

#1 化学調味料

次に書きたいな〜と頭に浮かんだのが、合成洗剤です。

どんな家庭でも、ほとんど当たり前に使われているんじゃないかな?という合成洗剤が、我が家にはありません。

私も10年前は、アタックとアリエールを間違えて買うこともありました。笑(この二つ、あまりに名前とパッケージ似てません?笑)
柔軟剤の香りにめちゃくちゃこだわっていた時期もありました。

けれども、今は洗剤も柔軟剤も使っていません。

洗濯洗剤をやめたキッカケ

洗濯洗剤をやめたのは、割と最近のことなんです。

3年弱前、長男を出産したときから赤ちゃんにも使えると謳っている肌に優しそうな洗剤を使い始めました。

けれど、長男は1ヶ月から酷い乳児湿疹になったり、真冬の出産で産院が乾燥していたからか、お肌の乾燥が強かったのです。

夫は幼少期にアトピー性皮膚炎になっていたり、今は乾癬という症状に悩まされていたり、夫の家族のメンズは全員お肌が弱かったり、夫の家系の男性はどうもこうもお肌が弱いみたいなのです。

そこで、お肌について色々と勉強してみて、洗濯洗剤をやめる決断をしました。

現在の洗濯方法

洗濯洗剤をやめてどうしているのかと言うと、洗濯マグちゃんというマグネシウム洗濯をしています。

マグちゃんのリンクはこちら

洗濯マグちゃん

マグちゃんは落ちないとか洗えてないとか言われますが、子どもの食べこぼしの汚れも綺麗になりますし、個人的には十分洗えているんじゃないかなぁ〜と思っています。

我が家の場合は、マグちゃんで洗濯して、乾燥機にかけています。

マグちゃんで洗濯して外干しだと、ゴワゴワしてしまいます。クエン酸柔軟剤とかも試してみましたが、結果乾燥機が一番ふわふわになる!との結論に至りました。
産後、洗濯をするのがすごくしんどくて、ドラム式を導入してからもうそれはすごく楽で助かっているので、ここは乾燥機に助けてもらおう〜と思っている部分でもあります。

エコな暮らし、地球に優しい暮らしも大切ですが、それで自分自身がしんどくなってしまっては元も子もないと思っているので、私の中でここはエコらない領域です。

食器洗い洗剤をやめたキッカケ

我が家は食器洗いも合成洗剤を使っていません。

学生時代、実験器具を洗うのに手荒れをして以来、ずっとゴム手袋を着用して洗い物をしてきました。最初は学校だけだったけれど、割れたビーカーで指を切ってゴム手袋をもらって帰ってから、すっかりゴム手袋にハマってしまって(笑)家でも使うようになっていった次第です。笑

だから合成洗剤でも気にならなかったんだけれど、少しナチュラルな合成洗剤に出会ったり、様々な人のナチュラルな暮らしに触れて行く中で、もっと手にも環境にも優しい洗い物をやってみたいな〜と思うようになっていきました。

現在の洗い物の方法

今は食器洗い用の固形石鹸で洗っています。

台所用石鹸のリンクはこちら

ミヨシ台所用石鹸

簡単な汚れては、石鹸を使って普通にそのまま洗います。

油汚れがある場合は、要らなくなった布で油を拭き取ってから洗います。

この油を拭き取る作業、先日Eテレで東京都の下水局の方がこんな話をされていました。

油汚れをそのまま下水に流すと、油が固まって下水管が汚れてしまう。油汚れは拭き取ってからお皿を洗ってくれると助かるよ。

東京都下水局の方(Eテレ)

なるほど〜!!!と。

今時の合成洗剤はとても優れものなので、どんな汚れも一瞬で落としてしまいます。
だから、どんな汚れもザブザブと洗ってしまうし、洗った先のことを考えることってなかなかないと思うのです。

けれど、何でも流してしまうのは、困ることもあるんだなぁと、知りました。

石鹸で洗っていると、今時の便利な合成洗剤のようにはいきません。
だから知恵を絞ることになります。

そうやって知恵を絞って、布で拭き取っていたけれど、それが環境のためにも繋がってると知れて、私はすごく嬉しい気持ちになりました。

何でも落ちる洗剤は、すごいです。
その企業努力は本当にすごいと思います。

けれど、私たちはバカになってしまったな、とも思うのです。

汚れには汚れの性質があって、それを考えて、どう落としたらいいかな?って知恵を絞ると、ものすごく頭を使うのです。

石鹸カスはアルカリ性だから、酸性のクエン酸で落とそう!とか、皮脂汚れにはアルカリだな!とか、この汚れは漂白だな!とか、頭を使って汚れを落とすことが、すごい化学だな!とも思うし、すごい面白いな!とも思います。

便利なものを使って時短することも良いのだけれど、知恵を絞って暮らすことも、また同じように良いと感じます。

と言っても、我が家には乾燥機もあるし、ルンバだってあります。笑

それぞれの価値観で、手をかけるところとかけないところと、機械に頼るところと頼らないところと、見極めることが大切なんだと感じています。

私にとって、脱洗剤はメリットでしかありません。

合成洗剤は肌荒れを起こすし、お肌の弱い夫には刺激が強すぎます。(ちなみに息子は肌弱男子を克服した模様です!)

食器用洗剤は食器に残っているという問題も示唆されていますし、そうなると私たちは洗剤を食べることに…

肌に触れるモノ、体に入れるモノ、をできるかぎりナチュラルにしたい!というのが私の価値観なんだと、感じています。

その選択が、地球にも優しいのならば、こんなに嬉しくて幸せなことはないなぁ〜と、感じる日々です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?