続・AIに選んでもらえばいいじゃないか編③
ハードなスキルをお持ちで、現在求職中(無職)のJさんとカフェに。
席に座ると
Jさん「・・・僕、コーヒー飲んできたんですよね」
と気だるそうに言われる。
いや、このアプリはカフェでデートっていう仕様ですが?
まさかコーヒー飲みたくなくてジャンカラ誘ったんか?
さわやか白ぶどうでも飲みたかったんか?
っていう言葉を飲み込み、
「コーヒー以外にもメニューありますよー!」
と明るく返す。
「待ち合わせの前にもカフェに行って、コーヒー飲まれたんですか?」と尋ねると、
「・・いや、朝起きた時ですけど。9時ぐらい。」
余韻長えな。
※現在16時
クリスマスでめちゃくちゃ混んでたこともあり、
店員のおばちゃんが超忙しそうにしながら
「ご注文は!?」と荒っぽい様子でオーダーを聞きに来る。
すると
Jさん「・・・ホットコーヒー(消え入りそうな声)」
結局コーヒー飲むんかい
おばちゃん「え!!!??なんて!!!??」
ごめん、おばちゃん。
あーまじで帰りたい。
コーヒー飲んだら絶対すぐ帰ろう。
あとちょっと当たり障りのない会話しとこ。
そう思い、趣味の話をふる。
筆者「Jさん、趣味に音楽って書いてましたよね!どんな音楽聴くんですか?好きな歌手とかバンドとか!」
Jさん「・・・・・・普通です」
趣味:音楽(普通)とは?
筆者「えっと、例えば!」
Jさん「・・・・みんなが聞く曲です」
普通でみんなが聞く曲とは?
筆者「・・・YOASOBIとかですか?」
もはや連想ゲーム。
Jさん「・・・・・・・」
わからねえ
私にはもうこの人はわからねえ
限界を感じた。
一気にコーヒーを飲み、
どんどん人が並んでるし、出ましょうか!といい外に出る。
筆者が「この後何か予定あるんですか?」と尋ねると、
Jさん「・・・別にないですけど(照)」
薄ら笑いながら言われた。
違う、そうじゃない。
筆者「そうなんですねー!私は友達との予定があるので、では!」
目を合わさず、振り返りもせず、
クリスマスでカップルがそこら中に溢れる人混みの中に紛れて、一目散に立ち去りました。
Jさんとはもちろんそれっきり。
なんだか悔しくて、そのあと1人で飲んで帰りました。そんなメリークリスマス。
この後、バチェ●ーデートで何人か会いましたが、特にいい出会いには繋がらず。
AIに頼るのは一旦やめて、もう一度自分を信じる方法に切り替えることにしました。
ひとまず、AIに選んでもらえばいいじゃないか編はこれで終了です。
続きます。
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