見出し画像

この本が今の私に花丸満点をつけてくれた

私がうつ病だと診断を受けた時、周りにはうつの人はいませんでした。世界の中で私だけがうつのような感覚で、ひどい孤独感に苛まれていました。
休職して、休んでも休んでも治らない。休むのがツラい時期がありました。



そんな私の心の支えになっている本があります。


この本の著者であるusaoさんを見つけたのはTwitterでした。ほっこりするかわいいイラストでusaoさん自身のうつの体験が漫画でえがかれています。

最初は「可愛いイラストだなあ」とか「この人もうつなんだ」とか、それくらいだったと思います。
立ち寄った本屋でたまたま見つけ、なんの気なしに購入しました。

うつ病になってから色々なうつの本を読みました。でもどの本も、何かが違う、こんなうまいこといかない、としっくりきませんでした。

家に帰って寝っ転がりながら購入した本を開いて読み進めました。
1ページ、2ページ…読んでいくにつれ、涙が止まらなくなりました。



「あぁ、これ私だ。そのまんま私だ。」



読んでいてツラくなってしまったけど、それ以上に私は1人じゃないんだ、私は休んでいていいんだと思えました。



そして、私の凝り固まった考え方を変えてくれました。
うつ病で無職ですぐに涙がでて何もしていない私に、花丸をつけてくれたのです。

花丸は何歳になっても嬉しい



私はずっと元に戻ろうとしていた。
治さなきゃいけない。治らなきゃいけない。


でも元に戻る必要はない。私はこのままでいいんだと、この本が教えてくれました。


ずっと、社会人とは正社員でフルタイムで働いて給料をもらい一人暮らしをしていなければならないと思っていました。私もそうならなければならないと。それが正解だと。

でも今の自分は昔の自分ではないです。今の自分にあった働き方があると、私はこのままの私で良いと気づかせてくれました。


今私と同じようにうつ病と闘っている方、1人じゃないですよ。この本の中にもnoteの中にもたくさん仲間がいます。一緒に生きましょう。


最後にusaoさんの漫画の中で、私の1番好きな話を皆さんにもお裾分けします。是非覗いてみてください。

この記事が参加している募集

人生を変えた一冊

推しのコミックエッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?