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うつ病でも薬飲んでても、社会に出ることはできたけど、その先の事を考えていなかった、というか考えたくない

前職の同僚のInstagramを見ると心が騒つく。

もう全員疎遠になって連絡もとっていないけど、変な対抗心があって、絶対コイツらより幸せになりたいという気持ちがある。

無意識のうちに比べてるんだろうな。あぁ〜めんどくせぇ〜私。

だからか、GWだというのに何も用事がないので、その事を埋めるように映画を観まくっている。

観た
観た

いまだに朝に3種類、夜に3種類、合計で10錠以上の薬を飲んでいるけれど、朝起きて仕事に行っている。

10錠以上の薬を飲まないと、心は安定しないし夜も眠ることができない。

そう思うと、なんて不自由なんだろうと思う。

夜行バスは起きられない可能性があって怖いから乗れないし、旅行も同じ理由で夜更かしができない。

正直いつ症状が出るか分からないから、頓服はいつも持ち歩かなければならない。

3年前は、2週間に1度の通院でしか外に出られなかったけれど、今は週5で外に出ている。何なら賃金も発生してる。薄給だけどね。

精神安定剤、抗うつ薬、睡眠薬って聞くと、なんかヤバそうに聞こえるけど、私にとっては生きるための必需品だから、そんな目で見ないでほしい。

だってさ、飲んでいてもこんなに元気なんだぜ?

うつ病って心の風邪とかって聞くけど、風邪なんて生優しいものじゃない。

常に頭の中は、不安と焦り、罪悪感や嫌悪感でいっぱいな上に眠れないから体は動かない。言葉で説明できないくらい身体的につらい。

今戦っている人も、昔戦っていた人もスゴい。

戦いですよ。自分自身との。

私も現在進行形で戦っています。

バイオの主人公みたいにハーブかじって回復できないし、スターをとって無敵にもなれない。

たまにふと考える。障害者雇用で事務として働いて、じゃあその先は?

就職をするために、就労移行支援に通っていたけど、就職して終わりじゃない。

その会社に骨を埋めるまで働くのか?と聞かれると素直にYESとも言えない。このまま薄給の契約社員として終えていいのだろうか?

じゃあ、うつ病ということを隠して、みんなと同じフリをして働くのか?

それができないと分かっているから、わざわざ障害者雇用というイバラの道を歩いているんだろ?

社会には出た。まず1歩は踏み出した。そこからの走り方がまだ私には分からない。

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