フカフカなフカをフカフカして行く
1st album「Poppy insanity」の宣伝!のためと思い楽曲の紹介を始めたANMYの二人でしたが、残念ながらここにきてだらけ始めているようです。
しかしこれじゃーいけない!これではみんなに聴いてもらえない!
と思った二人は、改めて気合いを入れ直し、楽曲の分析に挑むのでした。
南:はい!今回はフカフカなフカをフカフカしていきますよ!
佐々木:フカフカなフカをフカフカに、、、
南:この曲は今回作った曲の中で一番わかりやすい曲にしようという試みでしたよね。
佐々木:そうですね。4つ打ちで来たーと思った。
南:なんか急にドンドン言わせて見たくなった笑
佐々木:でも全体に何か不思議なビート感があるんだよな。
南:私なんかずらしたくなっちゃうからかな
佐々木:でもアルバムの中で一番キャッチーではある。
南:どうせみんなこう言うの好きなんでしょ?と思って作って見た。
佐々木:いや、それはちょっと、、言っていいのかな、、、笑
南:はい、ちょっと言い過ぎました。
そう言えば。さっき最初のdemoを聴いてたんですけど、、、
佐々木さんすごくかっこよくしてくれてありがとうございます!
佐々木:え、今なの?すごい時間差だけど、
南:いつか言おうと思っていたんですけど、、、、
佐々木:あ、はい、、どういたしまして、、、(?)
でもそういうのはアレンジの提案したときに言ってくれると助かるというか、、、、
南:え、、言いませんでしたか、、、。
佐々木:んーなんか、当然こうなるでしょうみたいな反応だったというか。
南:それはそれは、、、可哀想な佐々木さん。
佐々木:他人事のよう。
南:、、、、。この曲のこのぐわぐわ言ってるシンセの音いいですよね!笑
佐々木:いや、だから今なの?って笑
これはあれだ、シンセ三台くらいまとめてサイドチェーンしたやつ。
南:サイドチェーン?
佐々木:キックがなる瞬間だけ、シンセの音を下げるっていう設定する方法があって、元々ミックスの手法なんだけど、ちょっと昔にEDMとかでアレンジ的に多用、というかもはや乱用してる方法で、
どうせわかりやすいのがみんな好きなんだろう、、と思って乱用してみた。
南:いや、それはちょっと、、、言っていいのかな、、、w
佐々木:ちょっと言い過ぎましたw
南:でもなんか勢いがあっていい。どん、うばー、どん、うばーが気持ちいい
佐々木:わかりやすいし中毒性があるよね、こう言うシンプルなのは。
南:わかりやすくしたかったし、いいと思います。
佐々木:でも、この曲の歌詞、、、わかりやすい、、、?
南:えぇ〜、、ちゃんと読んでますか怒
佐々木:まぁ他の曲に比べたらシンプルな歌詞だよね。
南:はい。佐々木さん今のネット社会についてどう思いますか?
佐々木:え?なんですか急にwネット社会って言葉をあえて使わなくなった、位当たり前になりましたよね。
南:私改めて思うんですけど、なんか便利になったわりに、随分窮屈だと思いませんか?
佐々木:そうですねぇ、、、僕はそんなに関わっていないというか、便利になった分だけ使ってる気持ちですけど、
でも時々気付くんですよね、だいぶ依存しているなぁと。
南:そうですよね。私もなんか忙しい気持ちになりますし、昔はここまで他人とか社会のこと気にしていなかったというか。
それが知らぬ間に関係ない人からの圧迫、負荷がかかっているように感じる。
佐々木:はいはいわかります。煩わしいものが前よりも増えてる感じしますよね。
南:昔は自分の価値観って、ある程度狭い世界の中で成立していて、そこで安定していたけど、今は自分の周り=大して知らない人たち、みたいになっていて、次々と新たに価値観が生まれて来ていて、そういうものを気にしているとどんどん負荷がかかってくるような。
佐々木:あーなるほど。それこそ音楽聴き始めた時とかって、洋楽ばっかり聴いていたから周りの友達とかと好みが全然違っていて、それでなんというか孤独感みたいのを感じていて。まぁ自分だけなら楽しいんだけど、周りを見るとなんか孤独、、、なんかそれに今が似ている感じ。
南:知らない人達の価値観と自分が違うことに気づいて、無駄に孤独な気持ちが生まれて来てしまったりしますよね。知らなければよかったものを、、
それにそういう価値観は日々アップデートしていってて、しかも今はそのスピードめちゃくちゃ速い。結局ついていけないんだけど。
佐々木:次から次へとなんかわからないものが生まれてくるしね。僕は日々音楽機材とか見てるだけですけど。
南:あ、そういえば佐々木さんさっきまたなんか入札してましたね。。。
佐々木:あ、バレれてる笑
南:私もまぁそんな変わらないですけど、やっぱりSNSとか大変でサボっている。
いや、、、そもそも、なんだこの使命感、いや、責任感?みたいな。
佐々木:音楽やってるとそうなっちゃうよね。別に無理してやらんでもいいんじゃない?っていつも言ってますけどね。
南:でもやらなくては、、となる。
佐々木:僕なんか、初対面の人に音楽やってますって自己紹介したら、目の前で僕の事検索し始めて、流石にちょっとイラっとしました。いや、ネットに出てこないし、目の前にいますけど!!!って気持ちになったw。
南:それはウケる。
佐々木:音楽やってると、ネットで情報出てないと珍しい人みたいになるよね
南:え、ちょっと佐々木さん検索してみていいですか笑
佐々木:やめてください笑
南:まぁでもそういう時代になったんだなとは改めて思います。
子供とかもやっぱりそういう中で育っていくわけで、それは将来どうなるのかな?と思いますし。
佐々木:そうだよね、、、僕らはそういう社会の創世記を知っているから、ある程度距離をおいたり上手いこと使ったりできるけど。
南:でも最初からそういう中で育った人たちはそれを知らない訳で。スマホないと死ぬわけじゃないですか笑
佐々木:確かに、、、冗談じゃなくて。
南:時代の流れについてどうこう言ってもまぁしょうがないんだけど、
なんというか、私たち世代だから知っている事ってあると思うんですよね。ロスジェネだから知っている事とか。
佐々木:就職氷河期。
南:社会の役には立たないですけど、なんか心構え見たいな物は知ってる、、、かも、、、と思ったり。
佐々木:あぁでもちょっとわかります。それぞれの世代の言い分みたいな、、
南:あ、そういう事です。皆それぞれ言い分があって、それが当然だったから、いちいち違う価値観を擦り合わせようとも思わなくて済んだかもしれない。
けど今は何が正しい、間違っている、を常に擦り合わせて生きなければいけない。
そうしないとSNSで発言できないみたいになって来てますよね。
佐々木:確かに。
南:今更かもしれないけど、、、ここって全然自由じゃないし、
いや、むしろ昔より不自由になってるとさえ思える。
佐々木:そもそも自由に振舞っているだけで、根本的な自由とは違うよね。
南:はい、皆他人の顔色伺っている。もしくは空気を全く読まないか。皆がそのどちらかなのかもしれない。
なんか思うんですけど、そのうちこういうコミュニケーションも廃れて行くんだろうし、大して興味のない人のランチなんて誰も見なくなるだろうし。
佐々木:そうですね。まぁそういうもの、位にしておいた方がいいですよね。
南:なのであまり突っ込んで考えるほうが、社会的に病んで行くのだろうと思います。
佐々木:なるほど、、、、、、
南:という歌詞でした。
佐々木:え?今説明していたの?笑
南:はい、私のネット社会に対する鬱憤という曲ですね。もうみんなアホなんじゃないかという、、、
佐々木:あれ、急に口が悪くなって来ましたねw
南:いや、私もなんですけどね、、くだらないものに振り回されているなぁ、、と。多分私も含めてみんな相当頭悪くなっているんだと思うんですよね。
佐々木:だいぶ溜まっているんですねぇ、、、
南:はい、まぁ結局ひとは他人を攻撃している時だけ、優位に立った気になれるし、
皆と同じこと考えていれば不安も減るし、そうやってどんどん同じような人間が増産されていって、そしてどんどん愚かになって行くのだろう、、、そうだ、、どんどん暗黒に落ちていけばいい、そうすれば大いなる力を得られ、この銀河に秩序をもたらす事ができる。暗黒のパワーは無限なのだ。
佐々木:えぇ、、と。。。
南:お前の父はわしだ!
佐々木:嘘だ、、嘘だーーーー
、、、と急に思い立って暗黒面に落ちてみた南さんと、絶対父ではないなと思いながら付き合ってあげる心優しき佐々木さんは、
あれ、今回ちゃんと楽曲紹介したのか?と心の中で思いながらも、その気持ちをお互い打ち明けることは出来ないままなのでした。
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