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風景の信

信念からの写真。
何かを約束しようという信念、それとも信念が約束を浮かび上がらせるのか。信念の積み重ねた先に何が起こるのか。
風景は撮られることで風景になる。出来事は知らないうちに通り過ぎるエフェメラルなもので、撮らなければ写真にならないものである。
今こうして過ぎていく日常、それを積み重ねた先に未来があるのだから、この瞬間に撮られた一枚は何らの予感を湛えているはず。
また写真は今後それを見るであろう自分自身を含めた「未知の誰か」ー未来の自分は現在の自分にとって「未知の誰か」に他ならないーに対するものであり、そんな未来への約束がある。
やはり約束が信念へとつながっていくのか。

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