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街を生きる

街はシーンである。
映画を見ているのかそれとも自分が映画の中にいるのか。
街には様々な時間が流れている。
街を通して変わりゆく流れ、 #エフェメラギャラリー を見ることもできる。

【エフェメラギャラリー】ツイッターやインスタグラムで見つけた作品をピックアップし、作品のストーリーを想像する仮想のギャラリー。

anmtgallery / 石橋実乃生

さあ今日はどこへ出かけようか。
自分以外のものの意思に連れられていくのも悪くはない。

出かけると早速何かが起こる。
行く手を阻まれたその時に浮かぶアイデア。

電線のある風景。
気づけば線の分岐や交差を目で追っている。
つまるところ電線が街並みの濃密さである。

今日も行く手を阻まれた。
前へ進むだけが答えではない。

なぜだかわからないが目をひく光景がある。
そんな光景が多い街は自然と好きになっていく。

高いところを目指す。
出かけた先ではまず高いところに登ってみる。

街はシーンである。
私はシーンを見ているのか、私がシーンになるのか。、


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