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「写真の日」によせて

6月1日は写真の日。
こうして写真を撮り写真について考えているがわかったようでわからないことばかりである。


ただひとつ言えるのが「写真とは驚きである」

別に大きな出来事でなくてもいい。ちょっとした気づき、あるいは違和感もそうであろう。ただし「決定的瞬間」というのはまた違うように思える。そもそも時間の中に特別かどうかはあまり関係なく、撮るか撮らないかただそれだけである。
また「驚いたから撮る」だけでなく「写真によって驚かされる」ときもある。写真の中の世界は現実ではあるが現実そのものではない。そんな二重性に心を動かされることもある。

こうしてまとめているつもりでもまだ何もわかっていないのではないか、主体的に撮っているつもりでいても実は撮らされているだけではないか。
例えば、季節の花の写真を撮っているのではなく花に撮らされているのではないか。そういえば花は如何に生物をコントロールするかを進化の主眼にしてきたという。

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