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知覚から広がる

世界観とは知覚である。
展望や視野であるが、視覚だけではない。
つまり様々な感覚(時には第六感も?)を使い周囲をどう捉え行動するかということから始まる。
世界に客観はない、常に移ろう時間の中からどう切り取り(再)構成していくのかという極めて主観であり、見たいものを見ているのである。
時間は流体のようであるが、ただ流れ去って消滅するだけではない。たとえば写真は流体としての時間を拾い上げて固定する。
ただし写真は固定してそこで終わるわけではない。時間は常に動いているので固定されたように見える時間と並行して、あるいはそれとは別に時間軸が浮かび上がってくる。写真は過去であり現在であり未来である。

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