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だるま、研究所、ガチャガチャ、うちわ……「NoじゃなきゃGo」を体現するLayerXの展示会


LayerXで展示会を担当している守岡と申します。1年半前にLayerXに入社し、展示会の担当になってから1年が経ちました。
前職ではBtoBのSaaSベンダーでマーケティングを担当していました。

本記事では前職の経験を踏まえ、LayerXの展示会担当としてのおもしろさをご紹介します。展示会に興味がある方や現在展示会担当をされている方、展示会でもっと挑戦したいと思っている方に読んでいただけると嬉しいです。

LayerXの展示会担当の魅力についてまとめ

  1. 参加者が積極的

  2. 新しい施策もどんどん挑戦「NoじゃなきゃGo」 

  3. インハウスデザイナーの高いアウトプット

  4.  インサイドセールスと一緒に成果最大化に向けて改善し続けることができる


1.「展示会はマーケの仕事でしょ?」という悩みとは無縁

LayerXでは月に1回、多い時には月に4回程度、展示会に出展し、オフラインの施策に力を入れています。

THE MODEL を取り入れている組織はKPIが縦割りになりがちで「展示会はマーケの仕事でしょ」と周辺部署から協力を得られず困っている方も多いと思います。
LayerXでは、展示会は商談の機会を作る施策としてだけでなく、お客様の声を直接聞くことができる機会として、とても大切にされています。「お客様を主語に」など、LayerXでは数多くの「お客様の声」を起点とした行動指針があることも大きく影響しています。
展示会の参加者を募れば瞬時に枠が埋まり、キャンセル待ちになる場合もあります。(大変ありがたい)
ビジネス側のメンバーだけでなく、ボードメンバーやエンジニアまでブースに立って接客をしています。(ボードメンバーが1番商談を獲得することもあります)
「参加者が集まらない」「参加した人のやる気がない」という悩みとは無縁です。

2. 新しいチャレンジも「NoじゃなきゃGo」

LayerXでは、新しい展示会に関しては「NoじゃなきゃGo」という行動指針があります。予算や内容によりますが、だめな理由がなければ多くの場合、Goを選びます。

一番好きな行動指針です

誰も経験したことのないことは、実際にやってみないと分からないことがたくさんあります。もちろん、予算を無駄に使うことは避けなければなりませんが、仮説を立てて企画を行えば、「新しい挑戦だからやってみよう!」という意思決定ができる企業文化があります。私が担当している間にも、様々な取り組みが生まれました。その一部をご紹介します。

アイキャッチのためにオリジナルのだるまや酒樽を作ったり

人生で初めて作った巨大なだるま(75cm)と酒樽

大変ありがたいことにお褒めの言葉をいただくこともできました。(めちゃくちゃ嬉しい)

作っただるまをくるくる回してみたり

だるまを今度はくるくる回転させてみました。大人気でたくさん写真を撮ってもらいました。

酒樽で本物の鏡開きをしてみたり

展示会用に作った酒樽にお酒を入れて鏡開きをしました。IVS KYOTOにて。


研究所をコンセプトにしたブースを作ったり

一番最近の展示会のブースです。「インボイス制度に一番詳しいブース」をテーマにブースづくりを行いました。
テーマに合わせて衣装も白衣に。世界観醸成に衣装までこだわりぬきます!

のぼりを背負ったり

奥まった位置に出展することになり、少しでも人目につくように考えた結果、人が看板になることに。

うちわを配ったり

「バクラク」を知ってもらうために通常より大きく、インパクトのあるうちわを作り配りきりました。その数1000枚!

もらってくれた方がとっても可愛くデコってくれました。

バクラクカードの顔はめパネルを作ったり

バクラクビジネスカードの知ってもらうためならなんでもやる覚悟です!

巨大ガチャガチャを置いてみたり

ガチャガチャをを引くと導入企業様の素晴らしい製品が当たる素敵な企画です。

上記は一部ですが、数多くのチャレンジを経験してきました。わかりやすい認知や集客のための施策だけでなく、オペレーション面でもたくさんの改善策を実施しています。
オペレーションは商談数をKPIとしてイベントに出展する場合には、オペレーションは非常に重要な要素です。さまざまな施策を生み出す仕組みについては、別の機会にご紹介いたします。
「やってみたいけれども、通らないだろうな」と考えていた企画も、LayerXであればチャレンジすることができるかもしれません。

3. インハウスデザイナーが作るわくわくするデザイン

先ほどご紹介した取り組みは、すべて当社のデザイナーが制作を手掛けています。コンセプトの策定からプロジェクトに参加し、アイディア出しから一緒に取り組んでいます。
当社では半年に1つ新しいプロダクトをリリースしており、どのプロダクトをどのようにアピールするかは常に変化しています。また、インハウスでブース作りができるため、短期間で様々な検証が可能です。最近では「LayerXさんのブースいいですね」と多くの声をいただいていますが、その成功にはデザイナーの力が大いに関わっています。素晴らしいデザイナーと一緒にブース作りができることは毎回ワクワクします。デザイナーのkougaさんがブース作りの過程について書いているので、ぜひ読んでみてください。

4. 成果最大化に向けてISとオペレーションを改善し続ける

展示会は、情報収集段階のお客様が多く、すぐに商談につながらないイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、情報収集から急いで導入を検討している方まで、さまざまな方が来場されます。来場者数が多いため、優先順位付けや精査に時間がかかり、MA(マーケティングオートメーションツール)やSFA(営業支援ツール)への取り込みまでに時間がかかることがあります。
しかし、私たちLayerXは、オペレーション次第でお客様と商談の機会を十分に持つことができると考えています。そのために、私たちは日々オペレーションの改善に取り組んでいます。
例えば、1年前は名刺交換からアプローチまで2営業日かかっていましたが、現在は2分に短縮されています。そして、商談化率も2倍近く上がっています。具体的な取り組みについては、私たちのインサイドセールス部のMJさんが詳しくまとめてくれていますので、ぜひご覧ください。

今では、マーケティングの重要な手段の一つとなり、展示会担当者がよく抱える「ISからの連絡が少ない…」といった悩みはありません。

さいごに


展示会は楽しいですね!チームで考え、悩み抜いたブースが形になると、達成感を感じます。オペレーションがうまくいって成果が出れば、さらに充実感があります。参加者の皆さんと一緒に過ごす時間は、良い関係性を築ける素敵な機会です。

LayerXでは展示会に全力で取り組むことができる環境が揃っています。
興味を持っていただけた方は、ぜひ、もっと色々お話しましょう!
ブースや制作物の見せ合いっこがしたいです。

ありがとうございました。

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