妊婦生活 入院パジャマ

切迫早産で入院中

安静が基本なので、売店禁止、シャワーもお腹のはりによっては禁止。そして退院は未定。37週までは病院にいると覚悟してとのお話が入院初日にされている。

そんな中、どう快適にすごすか。

着心地の良いパジャマで自分をご機嫌にするという方法をとった。

そもそも入院するまで、パジャマはマタニティパジャマではなく、普通のパジャマをきていた。

家で愛用していたのはパジャマ福袋のもので、フリーサイズ。ズボンは腹巻つきといえばいいのか、胸の下まであるタイプで伸縮性もあり十分快適だったのだ。

ただ、病院で着るにしては厚い素材。持参したものの、着たら汗をたくさんかくのが分かったので諦めた。そしてはっきりいってしまってボロい。ということで、断念した。

そこで浮上したのが病院内で着るパジャマ問題だ。レンタルも考えたが、退院がいつになるかも分からない。1日いくらのレンタル代をトータルしたら、新品を買える金額になる可能性もあるなと思い、これを機に新調することにした。

どうせ新調するのならば、着て自分がご機嫌になるものにしたい。楽しいとはいえない入院生活を少しでも快適にしたい。そんな想いが湧いてきた。

今までは、わざわざマタニティ用パジャマなんて買わず節制しようとしていたが、ケチらず良いお金の使い方をしようと方針転換した。

まずは状況把握。大部屋なので同室の方や、廊下を歩いてる入院患者の服装をチェック。

上は七分袖や半袖の人が多く、下はハーフパンツ、長ズボンだったり、ワンピースにレギンスだったりと様々。マタニティ用のものを着ている入院患者さんが多い。マタニティ用ではなく大きめサイズの半袖とハーフパンツですませてる人もいたが、あまりお腹が大きくなかったり、華奢な人が多い印象。

長袖の人は少ない。

が、私は長袖が着たい。

なぜならアトピーで無意識にかきむしってでた血等で病院のシーツや布団カバーを汚したくない。

シーツ交換は週1なのとシャワーに入れないことも多いので、なるべく寝汗等は衣服にすいとってほしい。

ムダ毛処理できてなかったり、引っ掻き傷がある肌をさらしたくない。

長袖のほうが入院生活後も夏以外たくさん着れそう。

以上の理由から、長袖の産後も着れるマタニティパジャマを探すことにした。

大事なのは素材だ。厚すぎず、家で洗濯でき、肌あたりもよく、汗の吸収も良い素材。

そこで着目したのはガーゼ素材。

手入れはちょっと注意が必要だが、私の体には最適に思えた。

次はパジャマの形。産後も考えるとお腹周りの変化を考えて、ワンピースタイプに着目。下はマタニティレギンスを着用することにした。

このタイプにして後から良かったと思ったのは、暑い時はマタニティレギンスを脱いで薄手の着圧ソックス(夜用)をはくなど体温調整がしやすいことだ。お腹の冷えが心配な時は薄手の腹巻をするようにしている。

産後も使えるものをという観点からは、授乳口があるタイプや、シャツのように前開きが出来、かつスナップボタンで着脱が楽なタイプを探した。

2着新調した結果、とても快適に過ごせている。友人から譲ってもらった1着があるので、1週間を3着でローテーションしている。

シャワーに入れず、洗髪もできず、気が滅入っても、清拭やドライシャンプーをし、着心地の良いパジャマに着替えると何だか嬉しくなる。

意識していなかったのだが、2着とも腕の袖口はゴム入りだ。これが結構ありがたい。

洗顔や手洗いの時に上にあげると落ちてきにくく、ゴムなしの様にまくりあげる必要がない。24時間点滴なのだが、針の刺さっているちょっと下に袖を調整しやすかったりする。

締め付けが気になる人には不向きだが、頻繁にトイレに行って手洗いが生じる私には便利に思えた。

点滴をするようになってやたら喉が乾くし、トイレが近くなった。お腹のはりを軽減させる為にも水分をたくさんとることが推奨されている。私の場合は入院してから、毎日最低10回以上トイレにいっている。

これから入院用パジャマの購入を考えてる人がいらっしゃったら、トイレしやすいパジャマというのも選出基準にしてもいいだろう。

具体例を1つあげるなら、ズボンをおろした時に床にズボンの裾がつきにくいタイプにすることだ。

考えは人それぞれだし、何にお金をかけるかも人の自由だ。

私個人としては、ケチらずもうちょっと早くからマタニティパジャマ買っても良かったなぁという気持ちになっている。結果論かもしれないが。

妊娠中期にくらべて、妊娠後期の今、お腹がどんどん大きくなってきて、お尻周りの肉付きもよくなってきている。体型の変化はまだ続くらしい。体重は減ったり増えたりしているので、増加上限内まであと3kgくらいでおさまっている。

マタニティパジャマはフリーサイズの品物を探し、インスタ等で自分と同じぐらいの人の着画を探し丈が問題ないかを見た。そのおかげか新調した2着はいづれもネット注文だったが、期待以上だった。

可愛い、好き、肌触りが良い、着ると幸せ

実際着ているのはトドみたいな人間で、髪の毛も寝ているのでぼさぼさになりがちだし、私の場合はお風呂だってたまにしか入れない。

でも、着ている私自身が快適で幸せなのだ。気が滅入りがちな入院生活でそう思えるのは本当に大切で重要なことだと思う。

蛇足だが、マタニティパジャマと銘打つだけあって、お腹周りも含めゆったりとしたつくりになっていて普通のオーバーサイズのパジャマ等で代用するより遥かに快適だった。

選ぶパジャマにもよるだろうが、縫い目の肌あたりがやわらかいように工夫されてたりする。

上下タイプでも、ズボンがお腹にあわせてアジャスター付きになってる商品もあるので、体型の変化に臨機応変に対応できるものもある。

入院パジャマの話はここまで。

読んでくださり、ありがとうございました。

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