妊婦生活 つわり 後半

今回は つわり 後半編。

妊娠中に好んでいる食べ物について

妊娠初期

ラムネ

しかも森永製菓の大粒ラムネ一択という偏愛ぶり。おそらく誰もが幼少期に見たことがあるであろう、ラムネの瓶に似たプラ容器に入った球体のラムネである。その大粒版。通常より1.5倍のサイズのラムネが入っている。パッケージはグミがはいってるようなジップのついたタイプで、一袋で100円くらいだ。勉強の合間にブドウ糖を摂取しようとコンビニで買ったのがきっかけだった。ツワリがひどい時はこれが主食になっていた。カリポリッとした食感、口どけ、味がなんとも美味しい。同商品の他の味や他社のラムネではだめで、何故かこのラムネだけが異様に美味しく感じている。

コンニャクゼリー 

のど越しがいいせいかツルッと食べられた。凍らせてお弁当の保冷剤代わりにしたり、凍ったのをアイス代わりに食べたりしていた。

フルーツ

今までこんなに美味しいと感じたことがないくらい美味しく感じたのは梨。苺も無性に食べたくなって仕方ない。果汁100%グミを除くフルーツフレーバーのお菓子はこれじゃない感がすごくて、生のフルーツを体が求めていた。水分量が多いフルーツがより好き!となっている傾向もありそうだ。ちょっとカブトムシみたいだなとも思う。

元来フルーツが好きな嗜好ではあるが、いつにもまして美味しい。妊娠後期になった今もフルーツは好んで食べていて、バナナや柑橘類もよく食べている。バナナは便秘対策として間食に食べたりする。柑橘類は特にピンクグレープフルーツにはまったり、せとかにはまったりした。

フルーツジューススタンドで妊婦向けサブスクをしてほしいと切に思う。冷たくて液状だし、組み合わせ次第で葉酸やビタミンが摂取しやすくて助かる妊婦さん多そうなんだけどな。

牛乳寒天

杏仁豆腐のようなゼラチンではだめで、あくまで牛乳寒天。牛乳寒天のサッパリ感がたまらない。しかも、セブンイレブンのミカン牛乳寒天が猛烈に美味しい。コンビニに入っては探し、あるたびに買っていたように思う。あれの需要がどこにあるか分からないと友人に言われたが、需要ここにあります!と力説した。今でもコンビニに家族がよると探してもらうのだが、たいがいない。なくなってしまったのだろうか。

お金がかかるので、自分でも牛乳寒天の素とみかんの缶詰で作ったりしていたが、ちょっと牛乳が薄かったりと違う感じがした。本やネットにある膨大なレシピから自分好みのものを探す気力はなく、セブンのみかん牛乳寒天の偉大さを思い知った。

野菜

旬のキュウリ、ブロッコリー、ミニトマト

キューカンバーサンドを作ってちまちま食べたり、塩をかけてそのままキュウリを食べたりした。

ブロッコリーは時折無性に食べたくて、塩ゆでしたのをそのまま食べたり、ゆで卵とエビとアボカド等とまぜて温野菜サラダとして食べたり、今思えば葉酸を求めていたんだと思う。ロマネスコも食感が面白くて食べていた。

ミニトマトはスナック感覚で食べやすくて常備している。食べる量が調整しやすいのもありがたい。案外、産地や時期によって味が違うのが分かって自分の好みに当たると楽しい。

酢飯

普通のご飯も食べられるタイプだったが、酢飯の方が食べやすく感じた。その話を知り合いにすると、入院しているガン患者のご飯に酢飯を取り入れている病院もあり、酸味が食欲不振対策として有効なのでは?との推察があった。酢飯単品とおかずの組み合わせは苦手なので、カッパ巻きや納豆巻きを作って、ちまちま食べていた。どうしてもお稲荷さんが食べたくて、作った時もあった。ただ、酢飯を作るのに砂糖を使うので体重過多にならないよう使用量を控えたり、頻度を少なくなるようには注意していた。

おむすび🍙

ツワリ時にご飯が平気なタイプだったが、量は食べられない。妊娠初期と中期は専ら小さいお握りを作って食べていた。具はタラコか梅干し、たまに佃煮昆布。お握りの海苔は必須!海苔がないと食べる気がしないから、必ず海苔付き。

焼き海苔(おむすび)

上述のおむすびに関係あるのだが、お握りの構成要素としての海苔が美味しい。味つけ海苔や、焼き海苔単品、もしくはご飯と一緒ではあまりすすまず、お握りだと海苔おいしい!となる現象が今も続いている。

タラコ

生臭系なのにタラコは何故か美味しい。ただし、ものによる。同じスーパーで同じような価格帯で買っても当たり外れがあるのはなんなんだろう。明太子は体調によって食べれたり食べれなかったり。生のタラコを使って自分で作るタラコスパも少量なら美味しく食べれた。生はあまり良くないので、本当は生で食べたいけどトースターで焼いて焼きタラコにしたりしている。塩分が多いので、食べる時の量は少なめだ。めんたいパークの明太子おにぎりを出産後に食べたい。

梅干し

やけに美味しいけど、食べれて二粒。はちみつや赤しそ風味のものなど種類はあれど、総じて梅干しは美味しく感じた。昔から祖母が毎年漬けてくれるので、ありがたいものだ。

赤身の牛肉

妊娠初期と中期前半に肉で唯一たべられたのが、赤身の牛。スーパーのグラム168円~186円とかの安い?外国産の赤身ステーキ肉。高い和牛とかは手がでないので、比較できない。味つけは軽く塩コショウしただけのもの。後から気づいたのだが、妊婦の食事の本に血を作るために食べると良い食材一覧にあったので、ブロッコリー同様、体が求めて美味しく感じているのかもしれない。切り落としは脂が多く感じてちょっと苦手。牛丼も試してみたが、紅生姜を3袋くらいかけて食べれて半分(紅生姜は食べきった)。紅生姜なしだと食べられなかった。

フライドポテト

ハンバーガーは食べられないのに、フライドポテトが美味しい。芋っぽいのも美味しいし、マックやポッポみたいにスナックっぽいのも美味しい。

パン

頻度は少ないけれど、時折無性にパンが食べたくなるときがあった。黒糖ロールを食べたり、ベーグル食べたりしていた。菓子パンはあまり手を出さないようにしていて、甘いパンが食べたくなったらパン屋さんで購入。一個も食べきれないので、主人に半分こしてもらっている。菓子パンだと、ヤマザキのシュガーロールをごくたまに食べるくらい。

妊娠後期

サブレやクッキー

まず、味がプレーンなもの。私の場合は、とあるカフェの手作りバターサブレが無性に食べたくて仕方なくなる。商品名はバターサブレなんだが、見た目は大きめなディアマンクッキーのよう。ザクッとした固めの食感で口の中でホロホロと崩れる。買いにいきたくても行けないので、今はその味と食感の記憶にすがるばかりだ。前から美味しいと思っていたけど、妊娠後期前にもまして美味しく感じるのだから罪深いサブレもあったもんである。

チョコチップクッキーならミスターイトウのチョコチップクッキー一択。他の製品と違って少しシナモンの風味を感じる。昔から好きなのだが、ブルボ○に棚をおされてしまうのか取り扱い店が少ないのが悲しい。

ケンタッキーのコールスロー

何で今まで食べてこなかったんだろうと後悔したくらい、美味しく感じている。

前に並んでいた中学生の男の子が頼んでいて、食べ盛りの男の子がチキンの本数を増やすでもなくあえてコールスローを頼むってことは美味しいに違いないと確信して初めて頼んでみた。酸味がちょうど良くて美味しい。出産後に食べても美味しいと感じる予感がする。

無性に食べたいわけじゃないけれど、食べれているのは味噌汁。

お酢が得意じゃないほうなのに、ところてん、もずく酢は食べられるようになった。普段から牛乳を飲む方ではないけれど、飲んだら意外とするっと牛乳も飲めた。冬の牛乳は美味しいときくので、そのせいなんだろうか。

おにぎりだと喉につっかえるような時は、冷たいお茶漬けを食べていた。手軽さとのど越しで何とかなっていた。

冷たいかどうかが、重要なポイントだったと思う。麺類もそうめんや冷たいうどん、冷麺などは食べやすく感じた。

お腹が冷えて下してしまうので控えているが、アイスも例年より食べたい衝動があるし、冬でも食べていた。衝動がおさえられない時は主人に食べたいけど一本食べれないと訴え、お願いして一口だけ食べさせてもらい、後は食べてもらったりしている。

気持ち的にはかき氷を食べたいのだけど、体調のことを考えると多分一口が限界だろう。

こうして振り替えると妊娠が味覚に及ぼす影響は大きいのだと改めて感じた。体に必要なものを美味しく感じるようになってる食材もあり、妊娠を自覚してなくとも体はその為にこれ食べたいというサインを出していたのかと思うと面白かった。

今ざっと思い付くのはこれくらいだが、他にも何かあったと思う。友人達にきいてもツワリ時に好むものも様々だ。共通してるのはマックのポテトが美味しいという話。

食べられるものを食べるのが一番だけど、塩分や糖分の取りすぎには気をつけてほしい。

食べられるようになったら、摂取したほうがよい栄養を出来るだけとってほしい。29週にて鉄剤を処方されたのだけど、本当に気持ち悪くなって辛い。食後動けなくなるぐらい。サプリメントも飲んでいたけど、軽い貧血になってしまっていたらしい。飲み続けるとなれますよって言われたけど、気持ち悪くなる程度に差があるだけで、今はまだ ぐったりしてしまう。

出来るだけハッピーな妊婦生活の為にも、鉄分は食事で積極的に摂取してサプリメントで補強してほしいと思うこの頃だ。

今回の話はここでおしまい。

読んでくださり、ありがとうございました。

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