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文句が出るときは想像力欠如してるかも

ドラッグストアの品出しバイトも早2週間。と言っても、実質10日くらいしか働いていないですが、腰痛、膝痛も少しずつ慣れてきたかなというところ。

私がバイトしているところは、とあるチェーンのドラッグストアなんですが、調剤薬局も併設しているので処方箋の受付窓口もあります。

今日、たまたま医薬品専用レジ付近にいたら、もう何年もこのお店に通っている初老のお客様(男性)がいらして、医薬品専門スタッフに痛み止めの薬の説明を求めていたんですね。

まあ、これはよくある光景だなぁと思っていたら、話の流れでどうやらこのお客様は定期的に通院しているとかで、同じチェーン店の他店調剤薬局へ通うことも多いとのこと。するとお客様がその調剤薬局への不満が爆発しだして、とにかく待たされるだの、薬の在庫がなくて困ったから「今度在庫切らしたらもう来ないぞ!」と言い放ってきたとか、文句タラタラが終わらない。

高齢者の処方箋って、けっこうな量を処方されたりするケースも多いですよね。しかも、この近所は高齢者だらけ、しかも病院ストリートなので、似たような薬も多く処方されているだろうし、想像するだけでも薬が入荷してもすぐなくなるくらいの勢いなんじゃないかと。

しかも、処方箋枚数だけでなく、記載内容もきっと複数の薬があったりして、準備するのも大変だと思うし(間違えたらいけないし)、さらにそのあと説明もしないといけない。そうなると窓口が混むのはしかたないところもあるのよね。

私も1回通院ごとのチラーヂン処方が2~3ヶ月分なので、薬の特性から日によっては在庫が足りないこともしばしば。そういうこともあるよねと思うし、混んでいたらまた出直すとかすればいいやと思っているので苦にはならないんだけど、そのお客様は薬の在庫が切れているのが許せないくらい、たくさんor複雑な薬を飲んでいるのかしら? その薬がないと命に関わるくらいたいへんなのかしら?と勝手に想像したりして。

たしかに、そのお客様が行っている調剤薬局はこのへんでも一番大きい窓口なので、いつも混雑するし待たされる。

大量の処方箋を間違いなくなるべく早く用意するのに、薬剤師さんたちのストレスも半端ないだろうと推測するし、実際ストレスが多いのか、私も2~3ヶ月ごとに通うたび、常駐している薬剤師さんが1/3か半分近くの人が入れ替わっているんですよ。

私がいつも処方箋をもらっている調剤薬局は、いろんな意味でストレスフルなんだなと思ったのは、窓口で薬の説明してくれる薬剤師さんはほぼ毎回違う人なんだけど、私と同じ甲状腺疾患で薬飲んでいるという薬剤師さんが2人いたこと。薬剤師ってミスも許されないし緊張を強いられるので本当に大変な仕事だと思うのよ。

今日文句言っていたお客様も、せめてそういう背景を理解して、患者さんに間違いがないように一生懸命やっているんだということを少しでも想像したらいいのに、と思ってしまった。

おっと、私も文句が出るときは、なにか想像力が欠如しているかもしれない。気をつけよー気をつけよー。

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