性差別主義者の小島慶子とAERA.に森喜朗を批判する資格なし

先日、AERAにこんな記事が掲載されていた。


私は、自分の中に「おじさん」を発見しました。夫が仕事を離れた時に、働いている自分の方が上だとか、収入のない男は軽んじてもいいと思ってしまったのです。「稼ぐ男が偉い」という強固な思い込みがありました。「女のくせに」という扱いをされて悔しい思いをしてきたのに、夫には「男のくせに」をやってしまった。「おじさん」は、私の中にもいたのです。いわば「おじさんOS」がインストールされていたんですね。

要は「夫が離職中、収入がないことで夫を見下し、”男のくせに“と罵倒してしまった。私の中にも悪しき男の思考、“おじさんOS”があったのだ」という懺悔らしい。

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しかし、上の記事を見ても分かる通り、結婚相手に年収を求めるのは実際には女の特性である。他のあらゆる調査を見ても、相手の年収にこだわっているのは女の方で、それも自分と同等以上じゃないと結婚する気にならないという「上昇婚思考」が深く根付いているのがはっきり分かる。

それなりに年収があったから結婚したのにそれがなくなったから尊敬出来なくなったのは女の本能、言わば”おばさんOS“がおばさんの中で普通に機能しただけであり、”おじさんOS“どうこうを持ち出すのは完全に的外れである。

こんな記事を持ち出すまでもなく女の方が異性の年収や社会的地位にこだわるというのは一般常識レベルだと思うのだが、女は純粋善で男は純粋悪という思考の小島慶子はどうしても男を悪者にしないと気が済まないらしい。

事実と異なる悪しき特性を自分と異なる性別に押し付けるという点では、森喜朗の「女性が多い会議は時間が長くなる」という発言とよく似通っている。いや、内心はどうあれ「競争心が強くて優秀ということなんですが」と多少なりともフォローを入れていた森喜朗と比べ、ストレートに悪意をぶつけている小島慶子の方がより悪質だと言えるだろう。

ちなみにこの小島慶子、その森喜朗の発言を厳しく糾弾する記事をnoteに書いている。

上記のツイートの「森氏の発言」とは、ご存知、JOC臨時評議員会での森喜朗氏の発言です。もはや21世紀ジェンダー平等博物館に永久展示しておきたいほどのセクシスト発言ですので、もう一度よく読んでおきましょう。
もう、おしまいにしよう。男尊女卑が当たり前のヘルジャパンにさようなら。うやむやにさせないよう、ジェンダーの別なく”身の程をわきまえずに”しっかり異議申し立てをしていきたいですね。
「女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。」:「女性っていうのは」と性別で一括りにしている。女性は積極性があるのはいいが、協調性に欠けると示唆している。
発言がここまで批判されていることで、仲間と密かに苦笑いしている人もいるでしょう。なんだか窮屈な世の中になったね、と。森氏の発言がうやむやにされず、その地位を退かざるを得なくなれば、あちこちに遍在する「森さん」にも、NOが言いやすくなります。

ふむ。

彼女が書いたこと一つ一つに対応させて彼女の今回、あるいは過去の言動を批判してもいいが、長くなり過ぎるので今回は控えておこう。

とはいえ、100%同じでないにせよ、彼女の男に対する偏見、差別的な言動にいちいちブーメランとして突き刺さるのは確かである。

森喜朗の発言をここまで厳しく批判しておいて、自分は平気で異性に対する偏見をぶつけるとは呆れる他ない。そして立場の違いもあるにせよ、同レベルの発言をして男がすると全国から殺人でも犯したかのような大バッシング、かたや女だとほとんど批判が広がらない無風状態。これを見ても「男尊女卑のヘルジャパン」などという物言いは全くの出鱈目としか思えない。

あちこちに偏在する「小島さん」にもNOが言いやすくなるようにしっかり批判させて貰おう。「ジェンダーの別なく」というからには、男にも異議申し立てをする権利があるはずだ。

どこまで反省したかは別にして、森喜朗は謝罪をし、その役職を退いた。小島慶子も謝罪の上、AERAから降板するくらいはすべきである。なんら反応を示さないのであれば、小島慶子を森喜朗以下のセクシストと断定しても罰は当たるまい。

そしてこれを掲載したAERAもAERAだ。AERAは朝日系でフェミニズム寄りの雑誌で、森喜朗の発言をやはり強く批判していた。それが相手が男だと偏見塗れの放言を何も問題視することなく紙面に載せてしまう。ここまで中立性、公平性を欠くメディアに平等を語る資格などない。


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