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髪の毛コンプレックスのある私が夢見る「髪の毛がない世界」

髪の毛コンプレックス

私は髪の量が多い。
行きつけの美容院で、毛量ナンバー1の称号を与えられたぐらいには多い。(2年前ぐらいに私よりも多い人が現れたらしく、今はナンバー2に成り下がった)

そして剛毛でチリチリ。
中学時代はモジャというあだ名がついていた。
自分の見た目に興味が無かったから何とも思わなかったけど、多感な時期にこのあだ名はなかなか危うい。

大学生ぐらいで見た目を気にするようになってくると、友達や芸能人の髪質を羨ましく思うようになっていた。
三つ編みしても綱引きの綱みたいにならへんのいいなとか、乃木坂46で剛毛の人とかいるんかなとか。
ヘアアレンジの動画を見ても、こちとらそんなピン1本じゃ弾け飛ぶんだよ!!と不器用も相まって全く参考にできない。

縮毛矯正に出会ってからはだいぶ快適になった。でも元からサラサラならこんなにお金もかからないのにと思う。
毛量が少なくて悩んでる人もいるから無いものねだりだとは思うけど、もういっそのこと髪の毛という概念のない世界になってほしい。

私が夢見る髪の毛のない世界

髪の毛という概念がなくなって人類全員が丸坊主の世界になる。
おくれ毛で輪郭を隠せないし、おでこや後頭部の絶壁を隠せない人が出てくるけど仕方ない。
真っ向からの顔面勝負でいいじゃないか。
毎朝寝癖と闘う時間が無くなるし、髪の毛を乾かさなくていいからお風呂が格段に楽になる。
良いことの方が断然多い。

でもそんな世界はどうせ長く続かない。
どんな世界にもおしゃれな人はいて、その人たちが布や糸を頭から垂らして、なんかこれオシャレじゃね?と流行を作り、みんなが真似をして結局元の世界に元通りだ。

いい髪の毛の人に、いい髪の毛だねと伝える運動

私が一時期やっていた活動で、剛毛多毛じゃない友達に、あなたの髪は素晴らしい。髪の毛で悩んだことがないということは最高なんだから、その自覚を持って。と伝える意味不明な活動をしていた。

美容室でこの活動の話をして「おせっかいやん笑笑」と言われてからはやめてしまったけど(美容師さんありがとう)、その頃には、まあ髪の毛無いよりかはいいかと思えるようになってたという話でした。
髪の毛のない世界にならんかなって半年に一回ぐらいは思ってるけど。
ほんで美容院でそんな訳分からん話するなよ!

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