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好きってなんだよ!


突然、気づいてしまった。

わたしって、もしかして人のことすぐ嫌いになる?すぐこの人嫌だなって思う?なんで?思った通りに動かないから?

そうしてしばらく考えていたら、わたしは、
"自分が愛してる=相手は自分の思ったように動く"だと思ってるという、とんでもない思い込みに気づいてしまった。

でもそれっておかしい?

自分の思い通りにならなかったら許せなくない?

そう思ってしまうわたしは幼いの?

今の自分はメタ認知できないよ。






自分がこんなに好きであることと、
相手が自分の思い通りに動くこと。

書いてみたらたしかに、この二つの事象に関連はない気がする。どうして自分が大好きな相手は自分の思い通りに動くと思ってしまったのだろう?
どうしても思い通りに動いて欲しいなら、わたしがどうして欲しいか伝えるしかないんじゃない?でも〜して欲しいってお互い直しながら、関係を続けるのって辛くない?言わなくても、わたしのことわかってよ。わたしはこんなに好きなのに、どうしてわかってくれないの?

そうやって、離れたくなってしまう。

それでも一緒にいたいと思う理由?いや、そもそもあなたなんていなくてとも生きていけると思えるようなわたしにならなきゃダメじゃない?自分は、追いたいし好きって言ったら満足する人って思っていたけど、実は逆?愛されなきゃ好きじゃない?実は、いなくてもいいけど、いたら楽しいぐらいの関係がちょうどいい?考えが甘い?それとも相性の問題?恋愛なんてそんなもの?

そうしたら、好きってなんだよ。相手の一番の味方でいたいし、守ってあげたいし、心の拠り所でありたい。信頼して欲しい。そのまま、ありのままでいてほしい、だってわたしなら絶対認めることができる。愛してるから。でもそれなのに、同じぐらいに辛い。


恋は盲目。よく言われる。

わたしの中では恋は盲目じゃない。

盲目になる意味がわからない。

いや、まって。でも、これもある意味盲目?

盲目って、好きが溢れて相手のいいところしか見えないとか、わたしの目には相手しか映らない!ようなことだと思っていたけど、ただの他人なのに、わたしが好きだからという理由で、思ったように動いてくれると思い込んでしまうことも、盲目の一つでは?盲目になっていただけ?


好きなひとのこと、恋愛じゃなくてひとりの仲のいい友達と考えてみたら、すんなり諦めがついた。だって他人だから。そりゃわたしのことなんてわからないよ。当たり前じゃん。

恋は盲目だった。



そしたら恋って悲しいじゃないの。

辛いじゃないの。

自分が好きだからという理由で、相手は自分をわかってくれるわけでも、わたしの思い通りになってくれるわけでもないのに、どうしてその人のこと好きでい続けられるの?

わたしは、他人にまで完璧主義を求めすぎ?

大好きな友人たちのこと、好きって思ったり、嫌いって思ったり。今一番、自分を好いてくれる人を1日1日、いや1日に何回も交換してるのかもしれない。そうやって好きを保っているのかもしれない。だって、友達ならそんなことしても許される。

でも、ひとりの人と向き合うって難しくない?
ひとりのこと1日に10回嫌いになって、10回好きになるみたいなものじゃないか。

愛される喜びを知っていたって、なんとなく嫌になってしまう気持ちには慣れないし、避けたい。それじゃあわたし、誰とも付き合えないじゃない?


わたしが本気すぎる?
人と真剣に向き合おうとしすぎ?
そりゃそうじゃない。何に関しても、軽い気持ちでできるような人じゃない。全てバカみたいにデカい感情で、本気だよ。好きも、嫌いも。なんとなくなんて許せないよ、コントロールできないよ。

でも、真剣に向き合おうとしたら、あまりにも辛すぎる。友達との関係ですらたくさんいることで総じて好きという感情を保つことができるのに、恋人なんて、もっともっと大好きになってしまう相手と向き合うなんて、難しいに決まっているよ。



だったら、わたしはどうすればいいの?
こうやって人は成長していくの?
変えられない他人と、変わりたくない自分と、嫌というほど向き合うことしかできないの?



図書館で、
なぜいつも"似たような人"を好きになるのか?
という本と出会った。

(なぜかURLが貼り付けられなかった…)


そこで、愛着スタイルとパーソナリティというものがあることを知った。

その結果、わたしは、愛着スタイルは安定型、パーソナリティは、自己愛性が最も強いことが分かった。これは予想通り。だってわたしは一人っ子、お姫様のように扱われて育ったから。そして、自己愛性に加えて少しのアスペルガー性と演技性で、わたしの性格は構成されていた。


悩んでしまうこと、全部自己愛性パーソナリティだからだだった。その特徴は怖いほどにしっくりときた。こころの奥底に、中心に誰にも見せないけど、強く宿っている気持ちが代弁してあった。同時にこんな自分に嫌気がさした。なんて性格だ、こりゃ恋愛に向いてないじゃないか。


なんで自分はまともな恋愛ができないの?なぜ友人と同じようになれないの?ずっと悩んでいた。

でも、わたしは恋人に対して求めるものが違ったのだ。同じ好きという気持ちを持っていたとしても、相手に対してどうしてあげたいのか、どうして欲しいのか、それはパーソナリティが違えば全く違うということに初めて気がついた。

もう少し向き合ってみようと思った、自分と。



2020.1.27

最近重い文ばっかだったから、明るいこと書こう!恋愛だ!って思ったのに、ただのめんどくさい女みたいになってしまったな…。

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