おばちゃん、この職場で初の新年を迎える～アラカンの再就職その19

2022年の最終稼働日、おばちゃんはリモート設定日ではなく出勤日だったので普通に会社に出向いた。

締め日でもなんでもなかったが年内最後くらいは挨拶して終わるもんだと思っていたのだが、リモート日だった人のうち半分くらいは出社していない。

終業して、まわりに挨拶したものの、年始初日がリモート設定日だったおばちゃんは、上司に出社の件をたずねてみた。なんとなく初日くらいは出社して挨拶するんじゃないかな？と思っていたのだが、「リモートで問題ありません」回答だった。今時の会社ってそんなもんなんだな、とパソコンを持ち帰りながら思った。

なにかあればリモート会議でつなげばいいんだし、あえて勢ぞろいして「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」なんて古くさいのかな、とすら思えてきた。

それでも、おばちゃんは新年初日は会社に出てみた。所事情もあったので出社という選択をしたが、社内にはほとんど人はいなかった。それでも、新しい業務ルールが始まったり、去年と同じ日常が、時間が過ぎていく。

その中で、どんどん結果報告が入る中、０スタートとなりそうなおばちゃん。業務終了間近にやっと０が１になり初日を終了した。

疲れた。

また、この仕事を毎日続けていくんだなぁとぼんやりと思った。これでお金を得て生活をすること、楽な仕事なんてないけれど、結果に追われない仕事がしたいなぁという気持ちがまたわいた。

結果なんて出なきゃ出ないで割り切ればいいだけのこと。最終判断は会社がすることし、使えないなら解雇されるだけのこと。そしたら新しい仕事を探すだけのこと。

一緒に働く人たちが良い人たちなので、なかなかこんな職場に出会えないような気がして、ここで頑張ろうと思っている。果たして仕事が自分にあっているかどうかは二の次。できることをするだけ。

すっごい前向きな気分にはなっていないので新年早々の文章にはふさわしくないかもしれないが、ほどほどの頑張ると、努力を怠らないを忘れないように、この職場にはまっていきたいな、と思った初日だった。

☆☆☆☆☆

新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末にワクチン接種をした副反応で寝込み、ほんとうにゆったりとした年末年始を過ごすことができました。

まだこの会社に勤めて1年たっていませんが、1年前、解雇で転職に右往左往していたことを思うと気持ちは安定しています。いずれはまた転職しなければならないこともわかっていますが、おいていただけるうちはいたいなあという感じです。

良い1年になりますように。お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。