おばちゃん、給付金申請におわれる~在宅勤務その11

「あんからさんなら、かんたんにできますから」

何度きいた?このセリフ。上司・同僚が仕事をふってくる時に必ずついてくるワードだ。言霊のようなセリフである。

今回は「持続化給付金」の申請手続きだった。

申請数も不備で落とされる数も結構あるときいているアレ。メイン業務がコロナで見通しがつかなくて停止させたことで、売上的に給付金の対象になるとのこと。いただけるものであれば、ちょっとでも欲しいし、まだ会社をたたむ予定もないし、ひとふんばりのための給付金。

だからこそ、おばちゃんがやるより、わかっている人がやればいいのにと思うのだ。不備で落とされたらいやだし。。。

だいたい仕事でもなんでも「かんたんですよ」というのは、言ってきた本人が一通り理解しており、その人が「かんたん」と思っているだけであって、内容も何も知らないおばちゃんは「かんたん」とは思えるはずがない。おばちゃんが全てやり終えた時に「ああ、かんたんでしたね」と言うならまだわかるが、今の時点で言われることじゃないぞ。

これは、その昔おばちゃんがちょっとかじった仕事で言われたことで「簡単という言葉は使ってはいけません。簡単じゃない人も中にはいます」を今なお守っている。自分が他の人に仕事を頼む時も「かんたんだからやって」的な表現は絶対にしない。

提出資料等を集め、WEBサイトで申請する。必要書類をアップしないと先にすすめないサイト。始めてから、サイトの注意事項や、提出した人のブログなどをよみつつ、1週間位かかって、申請完了した。電話がかかってこないまま、振込を待つ。ただ祈る。

決して「かんたん」な作業ではない。手順はかんたんだとしても、集める書類が大変なのだ。不備で落とされるってわかる気がした。

申請完了の報告をすると「かんたんだったでしょ?」と言われた。ひねくればばあのおばちゃんは「難しかったですよ」と答えておいた。

ひと月もしないでメインバンクの残高が増えていた。給付金さまさまである。きっと次また申請があったら、ふられるんだろうな、と覚悟している。

☆☆☆☆☆

個人には結局1回だけ給付金が出ましたね。私は5500円のオーブントースターを買って、後は支払いにまわってしまいました。なんでもそうですが、申請をしないともらえません。

会社もそうです。どんな補助金があるか、チェックしていないともらいそこねてしまうのです。そして、対象となるかどうかも難しいところだし、書類が全てなので提出したところで、いただける保証はないのです。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。

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