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そばのお店がたくさん並ぶ「今庄そばまつり」の紹介

今回は、福井県南越前町で開催されている「今庄そばまつり」のことについて紹介します!
南越前町観光まちづくり課の方に、そばまつりの歴史などについてお聞きしたことも書いているので、ぜひご覧ください!

今庄そばまつりの概要

・何をするの?
そばのお店がたくさん並び、食べ歩くことができます!
地元の集落の方々や、そば屋さんを経営されている方が出店されています。
2019年は、そば店17店舗、模擬店(野菜や特産品などを販売)27店舗が並びました!
南越前町観光情報サイトの「今庄そばまつり」紹介ページ

そばまつり 1枚目

・いつ?
毎年5月に開催されています!
1988年(昭和63年)に第1回を開催して以来、毎年開催されていて、2019年5月には第32回目の開催となりました。
しかし、2020年は新型コロナウィルスの影響で中止となり、2021年の開催も未定だそうです・・・

・どこで?
今庄365スキー場の、芝生の広場で開催されます!(福井県南条郡南越前町板取85-36)
北陸自動車道今庄ICから車で18分(国道365号経由)

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こちらの動画は、2014年に開催されたときの様子です!

(こちらの動画は、今庄観光協会のHPに掲載されていたもので、今庄観光協会の方に掲載の許可をいただきました。)

地元の集落の方々が協力して出店されているということで、長年そばまつりにも出店されている、南越前町観光まちづくり課の方にお話を伺いました!
以下には、その内容を書きます!

集落ごとで出店!

区長さんが集落をまとめ、現場で指揮を執るのは奥様方で、何日も前から準備をして当日を迎えるそうです。
「そば打ち・茹で」は主に男の人が行い、そばまつり当日の朝4時から準備をし、20人くらいで一斉に打つそうです。
「盛り付け・接客」は主に女の人が行うそうで、ひとつの集落で400食くらいを準備するそうです・・・!

集落ごとに独自の方法でそばを提供しているので、それぞれで違う味のそばを楽しむことができます!

今庄そばまつりの歴史

1987年(昭和62年)に、旧今庄町(南条・河野と合併して南越前町となりました。)が、町制30周年記念事業として、何集落かがそばの店を出すお祭りを開催したそうです。
それがとても好評を博して、だんだんと大きくなっていったそうです!!
ピーク時は23くらいの集落が出店し、ゲストに歌手の方を呼ぶこともあったそうです!

当時は、家にそば打ちの道具があることが当たり前で、「自分たちの町を、自分たちで盛り上げていこう!」という雰囲気があって、みんなで協力して出店されていたそうです・・・!

最初は、今庄中学校の体育館やグラウンドで行っていたのですが、1990年(平成2年)に今庄365スキー場がオープンした後は、そちらで開催するようになったそうです。
車で来てくださったお客さんもたくさんいたため、大きな駐車場もあるスキー場の方が便利だったようです。

現在、そば店の出店数は減少傾向のようですが、地域ぐるみでそばの文化を発信しようと多くの集落の方が協力されているそうです。

インタビューを終えて

私は、まだそばまつりに行ったことがないので、開催されたら、はしごしてたくさん蕎麦を食べたいなぁと思いました。集落ごとに、どう味が違うかを食べ比べてみたいです!

文化を繋いでいくことは、とても大切だと思うし、南越前町・今庄のそばを、もっと多くの人に味わってもらえたら、私も嬉しく思います。
しかし、感染拡大を防ぐためにも、あまり積極的には「開催しよう!」と言えないのも確かだし、地域ぐるみでの取り組みを続けていくこともきっと難しいことではないかなぁと思うので、難しい状況だと感じました・・・

無事に開催され、自由に外出できるような状況になった際には、ぜひ「今庄そばまつり」に足を運んでみてください!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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