にさわまほ【Who is 安住の地 ？】

【安住の地】 …2017年結成の劇団・アーティストグループ。京都を中心に活動中。
この企画では、現在、安住の地に所属している12人のメンバーを順番にご紹介していきます！

個人の演劇ユニット主宰？

休みの日には和服を着ている？

表舞台でも舞台裏でも活躍、劇団きっての個性派俳優【にさわまほ】のプロフィールをご紹介します！

にさわまほ（Nisawa Maho）

安住の地『異郷を羽織る– Drape the Strange land –』無言劇『　であったこと』等に出演。
安住の地では個性的な役を演じることが多く、これまで老若男女あらゆるキャラクターを演じてきた。

安住の地旗揚げメンバーの一人であり、俳優として、また制作者として公演に参加してきたにさわ。
舞台では、三枚目的な役柄や物語のアクセントとなる存在を数多く演じ、貴重なバイプレイヤーとしての活躍を見せています。

（無言劇『　であったこと』ふくろう役）

（『Qu’est-ce que c’est que moi?』アマント役）

幼いキャラクターから年配者まで、幅広い役柄を演じ分ける確立した個性を持ちながら、グループ芝居では絶妙なバランス感覚を発揮。
共演者と息を合わせ、場面を引き立たせる演技で作品の根幹を支えてきました。

（『異郷を羽織る – Drape the Strange land –』地謡役）

（『ポスト・トゥルースクレッシェンド・ポリコレパッショナートフィナーレ！』ミホの母役）

◆個人の演劇ユニットを主宰！

劇団外部での活動も積極的に行なっているにさわ。
個人では「○○(まるまる)企画」という演劇ユニットを主催。公演毎に企画名を変え、新たにメンバーを集めるスタイルを取り、企画プロデュースから演出、出演、制作まで幅広く務めています。

（演劇企画〈部屋〉（○○企画） 一人芝居『反復かつ連続』 演出・出演）

（がらがら feat.劇団マルカイテ（○○企画） 『蛇よ！』 出演）

その企画力や公演を牽引するエネルギー、主宰としての冷静な視点は、安住の地での活動にも活かされています。

◆和装のコーディネートを研究！

前職では、呉服関係の仕事に就いていたとのこと。
現在は、趣味で着物を着る練習中とのことで、自身のTwitterやInstagramで和服姿の写真を投稿しています。

正統派の着付けだけでなく、洋服や現代的な小物をあわせた和洋折衷のコーディネートにも挑戦し、劇団内外で好評を得ています。

#毎日きもの
instagramに投稿中です！

コーデも着付けも研究中ですが
よかったら覗いてみてください…👘

今日は着物にプリーツスカートをあわせました▼https://t.co/h6aM1xgXkx pic.twitter.com/260TFaMZwZ

— にさわまほ (@mahoroba_mm) April 15, 2020

◆「言葉」への強いこだわり

毎回、丁寧に脚本を読み解き、論理的・言語的に演技を組み立てるにさわ。

文学好きということもあって「言葉」へのこだわりが強く、劇団の活動外で個人的に文章の執筆を行っているほど。

また、ミュージカルや宝塚歌劇が好きという一面もあり、安住の地オリジナルZINE『希求』では、【安住の地×タカラヅカの世界】と題して、毎回長文のおすすめ記事を執筆しています。

宝塚歌劇団所属の女優、もとい“タカラジェンヌ”の方々は、実は人間ではなくフェアリーであると言われています。
「は？」と思われるかもしれませんがくれぐれも野暮な言動は慎むように。すみれの国の美しいフェアリーが見せてくれるひとときの夢、それがタカラヅカなのです。（※寝言ではありません）

（【「人間を演じない」！？ 身体で魅せるタカラヅカ作品】より）

にさわ：家にいるときは、だいたい本を読んでいます。日本の小説メインで、たまに実用書とか翻訳ものも読んでみたり。
あとは、着付けの練習をしたり、ちょっと資格の勉強をしてみたり、塗り絵とかプラ板を始めてみたり…いろいろやってます。

安住の地では、客観的な視点と的確な判断力で、場をまとめる役割を担うことが多いにさわ。
一方で、好きなものにかける情熱は人一倍強く、底知れないエネルギーをあちこちで発揮し、周囲を驚かせるにさわ。

彼女の幅広い活躍と味わいのある演技に、今後もぜひご注目ください！

★にさわまほのプロフィールはこちら

カバー写真・写真1枚目・4枚目：photo K YOSHIDA
写真2枚目・5枚目：photo 中谷利明
写真3枚目・10枚目・11枚目・12枚目：photo 山下裕英
写真6枚目：photo 紅たえこ
写真9枚目：photo 北川啓太