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愛媛探訪!!!瀬戸内海を見に!②

GW愛媛探訪part2です、どうも晏爾です。そういえば今回書く3日目のせいでしょうが鼻が皮が剥けるくらいしっかり日焼けをしていました笑
さて、前回朝7時に起きて朝食を食べに行った私(と秦さん)。3日目はで6時起きです!(ちなみに当初その次の日は4時起き想定でした笑。倒れる笑
観光中ずっと運転していただいていた秦さんには只々感謝ですね。)

7時に行って何をするかと言えば今回は朝ごはんが目的ではありません!北条鹿島祭り2日目、大注連縄作りを見に行くためです!!!
簡単に説明しましょう。鹿島から、少し離れた西の沖合に二つの夫婦岩があります。そこに大きな注連縄を張っているのですが、その注連縄に人々の願いを書いた紙を編み込みます。そして書いた願いが気付くと叶っている。といったものらしいです。それが1年おきに交換され、その日が鹿島祭り2日目になるのです。ちなみに一年越しに取り出された願いを書いた紙は真っ黒になって出てくるそうな。いくら編み込んでいるとは言え、海風に当たり続けても風化しないんですねえ。

7時ごろに向かったら早速地元の消防団の方達が始めていました!早すぎる・・・
カメラを持ちながらあわよくば混ざれたらいいなあとウロウロしつつ作業を見ていると、手伝ってやと声をかけられました。いやあ、近づいてみるものですね。


地元のかたと軽く話をしながら祭りの道具を作るのはなかなか良い経験でした。
さて、そうやって作業を手伝っていると地元のお子さんを連れたご家族の方やご近所さんや観光客と思われる方々が続々とやってきました。

せっかくなので、大注連縄の作り方をここに記録として残します!!!

.写真のように一番細い麻紐を必要な長さ分シューーーっと伸ばします。
少し写真ではわかりにくいですが、10本くらいの麻紐を組紐を使って並列に纏めていきます。
畳のあの模様がイメージとしてはわかりやすいでしょうか。
注連縄の外殻ができたら、上に網を敷き、願いが書かれた紙を入れ込んでいきます。皆さんどんな願いを書いているんでしょうね。
4.紙をいれたら、納豆のあの藁のみたいに丸い縄状にします。
纏めた結果。でかい蛇みたい笑。これを3本作ります。
そのままだとすぐ解けちゃうので、解けないようにみんなで捻って固くします。
コロコロコロ〜〜ってみんなで転がします。
端側になればなるほどなんどもコロコロしなきゃいけません・・・
端までコロコロしたら持ち上げて下がりながら捻るんです。これがまたしんっどいんですよね笑
3本何とか出来ました・・・
近くで見るとこんな感じ。ギッッチギチになっています。
この3本を纏めて捻ってひとまとまりの大注連縄に!!!!手伝うだけでもガチでしんどかったです笑。おっもいのなんのって笑。
そうして完成大注連縄!!!なんと、長さ43Mの重さ1トンあります。

そうして出来た大注連縄を、消防団の方たちが持っていきます。

夫婦岩に交換に行くまでには少し時間が空きます。鹿島の神社に縄の奉納というかお清めのような事をするのだとか。
その間に、腹ごしらえに。(朝ごはんは最初の細い麻紐を並列に結ぶ作業の時に頂きました。あのPUBLIC HOUSE はまさんの朝食ビュッフェです。)

秦さんから、もともと運送会社だったビルを動物病院が買い取ってカフェにしていると言うお店が近くにあると教えてもらい案内してもらうことにしました。

その名も「EKINONEKI(エキノネキ)」。下の写真、豪勢な椅子があって後ろに机があって、なんだか応接間みたいじゃないですか?そう!ここのカフェ、元々あった社長室などをそのまま席に変身させちゃったんです!
社長室で飲むコーヒー、絶対いい気分じゃないですか?


動物病院が買い取っただけあってちゃんとドッグランも併設されています
2階は元社員寮。今は使われてないらしいけどイベント系には使えそう?
3階は貸しスペースとして開放されているようです。

そして屋上がまたすごい!!!!みてくださいこの景色!!!!すごくないですか!?しかもこの机や椅子やソファ、僕らが持ち込んだものじゃなくて元々あるものなんです!絶対ここでMVとか撮ったら映えるじゃんね!

写真には映っていないんですけど扉開けた上にタンクみたいなが乗ってるところがあって。すげえ!漫画とかアニメで主人公がむしゃくしゃして屋上に行ったらそこに座ってる不思議な雰囲気の生徒が話しかけてくるやつじゃん!!!!!!!とひとりテンションがあがってました笑。(調べたらあれ、塔屋って言うらしいです。わかりやすいのはサスケとナルトが喧嘩してタンクに穴あけバトルおっぱじめるあれ。)

さあそして腹ごしらえも済ませましたら、今回の旅の目的!!!!瀬戸内海を見たい!ついに達成できる時が来ました!!!!大注連縄を張るところを、地元の漁師の方々が出してくれる「お供船」に乗って、いざ出航ー!!

座標に着いたら、語る言葉はありません。あとは消防団の方々が着々と縄を張るのみ。2日目は神事の側面が強そうでした、私は只々写真を残すのみ。
凄かったのが、島の地面から実際の縄を張る高さまでまあまあ高さがあるんですけど、それをさすまたみたいなので上に持ち上げるんですね。縄を作る時あんなに重かったものを手作業であげるんだ…!と思って感嘆しました。

右の人。なんでワイヤーの上を脚立運びながら移動できる・・・?忍者なのか???
完成!

そして思ったのは、いくら脚立があるとは言え、落ちたらちゃんと深刻な怪我をするくらいには高いところにいるのにその上で重い縄の作業をするのは、畏れを感じましたね・・・ワイヤーにさすがに命綱はつけてそうでしたが、それでもやっぱり、ね。

思ったより長くなってしまったのとキリがいいので一旦ここまでにします!
すみません、当初ちょっと長めの旅だったし前編後編でわけるか〜とか思ってましたけど甘かったです!!前中後、序破急、3編構成になります!
ということで、今回パート2は、『鹿島祭り2日目!人々の願いを背負った大注連縄』と相成りました!パート3は『未知との遭遇、松山の知られざる店々』それと『三津浜こども祭り!中学生傀儡師コンビ!?』の2本になりそうです!
皆さまもう少しだけお付き合いください。それでは続きをお楽しみに!

Cパート。おまけの写真たち
余談ですが、紅まどんなって名前のみかんを知っていますか?僕は地元の少年にみかんジュース代と引き換えに教えてもらったのですが、どうやらめちゃくちゃ美味いらしい。気になる。ふるさと納税で買ってみるか?

櫂練船で使った旗を干しているんだとか。1時間くらいで撤去されちゃったのでラッキーショットかも知れぬ。
鹿があしらわれててかわいい
いい笑顔
飾り紐。タコみたいで可愛い
ふくきちまるさん。ふくきちまる・・・?
バタフライピーのレモネード


 大漁旗。日に照らされて。
実は今回がおそらく初船。よほど漁師さんの腕が良かったのかグロッキーにはなりませんでした。

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