ル・ブルギニオン
西麻布、旧テレ朝通りの奥にある名店。
初めてちゃんとしたフレンチを食べるという人には、気取らないこの店を入り口にして欲しいと思うし、フレンチを食べ慣れた人でもここに来たことがなければ連れて行く。どちらも満たせるレストランはそれほど多くないので貴重だ。
料理の説明はしないけど、何度行っても飽きないバリエーションがある。俺はだいたい同じような料理を頼むんだけど、魚や野菜などの旬によって付け合わせも違うから、毎回楽しい。今は席数を減らしていて、アラカルトがない。夜はお任せのコースなので、今回も食べたことがない料理がふたつあった。
菊地シェフはいつもスマイルマークみたいな笑顔で、それもいい。
初めて本格的なフレンチに行く人は、東京のフレンチの基準になると思うから、そのあとに行く店がブルギニオンより美味しいのか、そうでないのかを判断できるだろうと思う。ぜひ、一度行ってみて欲しい。
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。