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インターバル撮影:写真の部屋

あなたのカメラに「インターバル撮影」という機能はついているでしょうか。数秒の間隔をあけて自動でシャッターを切る仕組みですが、それをつなぎ合わせて動画にするとタイムラプスという表現ができます。夕陽が沈むところや雲の動きなどの動画を一度は見たことがあるはずです。

それらは三脚に固定して画面が動かないようにして撮るんですが、違う使い方もできます。機能を知って「こういうことができる」と一度やってみるのはいいですが、それしかしないのでは進歩がありません。機能は「表現の実現のため」にあるものであって、確認するためのものではないのです。

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この写真は胸にぶら下げたカメラにインターバル撮影をさせてみたものです。写真を撮るという行動は意識の産物なので、どうしても自分が撮ろうと思ったものだけが写ることになります。これは写すべきものか、そうではないのか、と考えて、ある程度写真が撮れるようになると撮る枚数が減っていきます。風景に対してグルメになってくるからです。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。