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人を褒めること:全マガジン

平林監督が「褒めの重要さ」を書いていたのでそれに乗じて書きますが、これはかなり大事な議題なのにナイガシロにされていると思います。ナイガシロってアフリカの国立公園っぽい語感ですね。

私は自分の「ソーシャルメディア道」を30年近くかけて確立してきました。最初期は、htmlを<BR>なんて打ち込んで行替えして、ftpに手書きでアップするという、今では信じられないような方法で日記を書いていました。いわゆるSNSがなかった頃です。そこからmixiなどを経て今では色々なプラットフォームができましたが、結局のところやっていることは同じで、くだらない文章を書き殴っているだけです。

面白いのはテキストベースのパソコン通信から何も変わっていないということで、みんな「文字に頼っている」という事実を軽視していると感じます。いくらインスタでビジュアル重視のコミュニケーションをしていても、最終的にはメール、LINE、noteなど、文字情報を読んでいます。日常に置き換えると「会話」であり、「対話」です。つまり寂しいから誰かと関わったり、話したりしたいのです。

そこで平林監督の書いていた「褒めの効用」なんですが、誰でも貶されるのは嫌いだし、寂しいときや不安なときには褒められたい。しかしそのテクニックがないので自虐や謙遜に走ります。反対に傲慢さや自慢に走る人もいます。どちらもコミュニケーションとしては何も生み出しません。うちの旦那はダメで、とか、女房がガサツで、とかいうのは、もう2024年なんですからやめましょう。欧米人の「うちのワイフはビューティフルだぜ、愛しているのさ」みたいなスタイルを真似ていきましょう。恥ずかしいのは最初だけだと思います。

私が「褒めの効用」について気づいたある瞬間のことを話します。これはどんなことにも通じると思うので「全マガジン共通」の投稿にしました。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。